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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「”なぜ大学に進学するのか?”を自問自答する。」についてお伝えしていきたいと思います。
大学は義務教育ではありません。
行きたくなければ行かなくてもいい場所です。
もし、どうしても大学を受験したいというのなら、
「なぜ、進学したいのか」を明確に伝えられることが合格の絶対条件となります。
大学に進学する理由は人それぞれですが、志高い受験生を見ていると、
「人的ネットワークを手に入れたいから」という理由は非常に多いです。
研究活動を通じて、一生涯にわたって付き合える「仲間」と出会うために大学に進学するという考え方です。
知識を増やしたいだけなら、一人で部屋にこもって本を読んでいればいいでしょう。
事実、Skype(スカイプ)などの無料のインターネットテレビ電話が普及し、
わざわざキャンパスに行かなくても、自宅にいながら学習を進めることができる時代になりました。
しかし、どれほどネットが発達しようとも、
人と直接会って話すことに勝るコミュニケーション手段はありません。
早稲田大学、慶應義塾大学、いわゆる「早慶」と呼ばれる私大の二大巨頭が、受験生から圧倒的な支持を得ている理由も実はここにあります。
卒業すると、早稲田大学の場合、「稲門会(とうもんかい)」、慶應義塾大学の場合、「三田会(みたかい)」という国内最大級のOB・OG組織に所属することになります。
ここで得られた人的ネットワークは、就職から起業に至るまで様々なシーンで、あなたが想像している以上のバックアップをしてくれるはずです。
これは早慶に限ったことではなく、例えば、中央大学であれば、法曹界に強みがあり、日本大学であれば建築界に顔が利くなど、各大学によって特色があります。
一度、卒業してしまえば、不祥事でも起こさない限り、
永遠にあなたの名前が名簿から削除されることはありません。
ここでは、人的ネットワークの例を挙げましたが、あなた自身の進学理由は何か、他人からの受け売りではなく、自問自答してみましょう。
行ける大学から「行きたい大学」へ。
「自分なんて所詮はこんなもん……」
もし、そのように自分で自分にリミットをかけてしまっているのであれば、
今すぐに意識を変えなければいけません。
今行ける大学に行って、そこで頑張るという考え方もありますが、
現状に甘んじているような人が、入学した途端、突如としてこれまで以上のやる気を出すとは思えません。
やるべき時にできない人が、この先、心を入れ替えて頑張れる可能性は極めて低いです。
この世の中には、成長か、下降か、の二つに一つしかありません。
人生は下りエスカレーターを逆に上るようなもので、
現状維持を目指した瞬間、緩やかな下降線を辿ることになります。
だからこそ、行ける大学ではなく、心の底から「行きたい大学」に行きましょう。
あなたの4年間をムダにしてはいけません。
将来、あなたの母校となる大学を安直に決めて後悔することだけはやめましょう。
本当に行きたい大学と巡り会うために、次の三点を実行してみると良いでしょう。
一点目に、大学のシラバスをチェックしてみること。
シラバスには、講義名にはじまり、担当教員名、講義目的、各回の内容などが書かれており、学生がどの講義を履修するべきかを決めるための資料となります。
すべての大学がシラバスを作成しており、公開しているところも多いです。
二点目に、卒業後の進路についてチェックしてみること。
OB・OGの進路については、パンフレットやホームページに掲載されています。
いくら「就職サポートが手厚い」「大学院進学に強い」といわれていても、昔のイメージが先行している場合もあるため、必ず直近数年間の実績を見てみることです。
三点目に、普段のキャンパスを見学してみること。
オープンキャンパスではなく、なぜ、あえて普段のキャンパスかというと、
大学の「素の姿」を見ることができるからです。
オープンキャンパスでは、教職員も学生も着飾った姿しか見ることができないため、本来のキャンパスの雰囲気は伝わりにくいのです。
実際のところ、こうした確認をしても、通ってみてはじめて見える部分もあります。
それならば、最後はやはり、「自分の直感」を信じることが大切です。
さて、今回は「”なぜ大学に進学するのか?”を自問自答する。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「勝ち組より”価値組”を目指す。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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