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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「”効率性”だけを追求してはいけない」についてお伝えしていきたいと思います。
対策を効率よく進められるかどうかは、忙しい受験生にとって死活問題です。
入試まであまり時間のない人は尚更、「効率性」が求められます。
そうなると、「間に合うか」ではなく、「間に合わせる」意識を持つことで道を切り拓くしかありません。
ここで、私が特に耳を傾けてもらいたいと思っているのは、
本番までまだ比較的時間のある高校1・2年生です。
KOSKOSではAO入試対策の過程で、「効率性」だけを追求してはいけないと考えています。
効率性を追求し出すと、得られるものにも限界が生まれるからです。
知識やスキルという面では、専門の対策塾が短期間で効率的にノウハウを伝授してくれます。
塾や予備校の価値はそこにあるのですが、
高い志を持ったAO入試受験生としては、それだけでは物足りないといえます。
本来、本質的な教育とは長期的なスパンで見るべきものです。
その成果は10年後、20年後になって現れるからです。
決してノウハウの類いをインプットするだけが教育ではありません。
アインシュタインも生前、次のように述べています。
「教育とは、学校で習ったことをすべて忘れてしまった後に、残るものである。」
一見すると、AO入試とは関係ないように思えることでも、目を向けて見ることが大切です。
学業に限らず、マンガでも、ゲームでも、スポーツでも、料理でも、音楽でも、旅行でも構いません。
それらがムダかどうかなど、先々になってみないとわからないのです。
効率性だけを追求していては気づかなかったような新しい発見ができることもあると思います。
これはある意味で、切羽詰まっていない高校1・2年生の時期だからできるのかもしれません
AO入試で求められる総合力の中には、
そうして身につけた教養が含まれることは得てして多いことを覚えておきましょう
〇「模写」こそ、文章上達の最短ルート。
LINEでのやり取りのようなラフな文章では、大学にあなたの誠実さを伝えることはできません。
書類選考を突破したいなら、審査官を納得させられるだけの文章を書く必要があります
しかし、これは何も芥川龍之介や太宰治のような文豪の才能を身につけろといっているわけではなく、
読み手に「伝わる」文章を書けるようになれば良いのです。
そのためには、「模写」が効果的なトレーニングになります。
模写とは、ズバリ、文章を「丸写し」することです。
この方法で、ものを書くのが苦手だった1000人以上の塾生が、
短期間で飛躍的に文章力を向上させてきました。
実証済みだからこそ、自信を持っておすすめできます。
模写をすることで得られるメリットは主に三つあります。
一つ目に、「書く」ことに対する抵抗感がなくなる点。
文章を書くことが苦手な人には共通点があります。
それは、文章をあまり書いたことがないという点です。
模写をすることで「文章嫌い」を克服できます。
始めたすぐは多少骨の折れる作業に感じられるかもしれませんが、
慣れてくれば毎日歯を磨くように自然とできるようになるはずです。
二つ目に、時事ネタに強くなる点。
模写と言っても、ただやみくもに文章を写せば良いというものではありません。
「何を写すか」は極めて重要なのです。
KOSKOSのおすすめは、朝日新聞の「天声人語」です。
新聞記事は伝わる文章を書く上で模範的であるということもありますが、
最大の理由として、大学入試で圧倒的な出題率を誇るからです。
それにより、小論文や面接での「最近気になるニュース」といった質問にも対応できるようになるため、
一石二鳥にも三鳥にもなります。
三つ目に、魅力的な文章の「リズム」を覚えることができる点。
天声人語でなくても構わないので、「この人のような文章を書けるようになりたい」というモデルがあれば、その人の著書を丸々一冊、模写してみましょう。
そうすることで、まるでその著者が書いたかのような文章を書けるようになるのです。
ウソだと思う前に、まずは実践してみましょう。
〇「マイペースなハイペース」で行く。
昨今、Web出願を活用する大学が増えてきました。
手書きだと何千字ものボリュームを一文字ずつ、丁寧に書かなくてはならないので、相当な労力がかかります。
その点でWeb出願は、いわゆる、「コピペ」をすれば済むわけですが、手書きとはまた違う大変さもあります。
Web出願における注意点として、出願期間ギリギリで出さないことが挙げられます。
最終日の締め切り時間が迫ると、アクセスが集中し、サーバーがダウンする危険がります。
しかも、稀にではなく、毎年しばしばトラブルになっています。
もちろん、受付初日に出したからといって、合格の可能性が上がるわけではないのですが、
何より受験生本人の精神的な余裕が違います。
また物理的にも、二次審査に向けて、小論文試験や面接試験、
プレゼン試験の準備に時間を割くことができます。
この時期の数日間は極めて大きな意味を持ちます。
これまでKOSKOSが塾生を指導してきた経験から言うと、通常の2~3倍は能率が上がると感じています。
Web出願というと、PC操作が苦手な人は、「うまく入力できないのではないか」などを心配するのですが、念のため言っておくと、そこでつまずいて出願できなかった事例は今まで見たことも、聞いたこともありません。
それよりも心配すべきなのは、「時間管理」の問題です。
出願までの時間を逆算して、前倒しで計画していきましょう。
土壇場で右往左往しないためには、前もって計画を立てておくことが大切です。
「人生は思い通りにいかないことばかりだから、私は計画なんて立てません」という人がいますが、
出願直前で「アレがない、コレがない」と慌てふためくのが関の山です。
計画を立てる際は、早め早めの準備を心がけ、
少なくとも出願開始の3日前までには完了するようにスケジュールを組んでおきましょう。
こういう時は、「マイペースなハイペース」が一番です。
さて、今回は「”効率性”だけを追求してはいけない。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「大学面接は”受からせる”ための試験である」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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