

KOSKOSブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「動画や推薦書を資料として提出する際の注意」についてお伝えしていきたいと思います。
〇 動画はサイズ(データ容量)に注意する
任意提出資料には、動画の提出も認められています。
動画で見せるメリットは大きく3点あります。
1点目に、静止画よりも印象に残りやすいこと。
インパクトのある動画であればあるほど効果絶大です。
2点目に、実際のイメージをよりリアルに伝えることができること。
文章だけでは伝わりにくいものこそ、動画で見せましょう。
3点目に、関心のない人にも見てもらいやすいこと。
書類の山の中に動画資料があれば、一瞬でも審査官の興味を引くことができるでしょう。
以上の理由から、動画は任意資料の「隠し球」にすることができます。
動画を提出する場合、一番のポイントとなるのはどこでしょうか?
「画質」? 「音質」?
それとも、「再生時間」でしょうか?
確かに、これらの要素も無視できません。
しかし、一番大事なことは何かと問われれば、答えはそのいずれでもありません。
動画は「コンテンツ」が命です。
良質なコンテンツであれば、審査官の興味関心をグッと惹きつけることができます。
お気に入りのYouTube動画を思い出せば、そのことがすぐにわかるでしょう。
就寝前にスマホをいじっていたら、
面白い動画についつい見入ってしまい、気づいたら明け方になっていた……。
あなたにもきっとそんな経験があるのではないでしょうか?
昨今は動画の編集も容易になりました。
専用のアプリやツールを使うことで素人でも簡単にできるのです。
これはひと昔前では考えられないことです。
そのため、自作で動画を提出する人も増えています。
動画を提出する際、サイズ(データ容量)には規定があります。
あなたの動画が規定に則っているか確認しましょう。
動画サイズを守っていないと、審査官に見てもらえません。
それではせっかく受験直前期で忙しい中、手間暇かけて添付したにもかかわらず、努力が水の泡です。
また、動画を添付するならば、それがきちんと再生されるかどうかも確認を怠らないようにしましょう。
ちょっとした手違いで動画が見られないということはよくあります。
質の高い動画を添付できれば、審査官の評価も鰻登りになるでしょう。

〇 「推薦書」は加点方式で評価する
任意提出資料として、「推薦書」を出す人もいます。
推薦書とは、受験生を慶應SFCにふさわしい人物だと第三者が推す書類です。
推薦者の立場は多岐にわたりますが、
実業家、業界の著名人、政治家、今までお世話になった組織の長などです。
分量はA4用紙1枚が一般的となり、フォーマットは特にありません。
インターネットで検索すれば、たくさんヒットします。
どれも大差はないので、その中から利用しやすいものを選びましょう。
フォーマットに固執する人がいますが、大事なのはそこではありません。
任意とはいえ、せっかく提出するのであれば戦略的でなければいけません。
推薦書の注意点は2点あります。
1点目に、推薦者があなたのことをよく思っていること。
あくまでも「推薦」なのですから、
あなたに対して「慶應SFCで活躍が期待できる人物ですよ」と太鼓判を押していなければなりません。
間違ってもイメージダウンするような内容は避けなければなりません。
実際、過去にも推薦書を書いてもらったのはいいのですが、
推薦者は受験生のことをあまりよく思っていなかったようで、メタメタに酷評されていたこともありました。
受験生本人はそのことを知る由もないが、これは明らかに人選ミスといえるでしょう。
2点目に、推薦者が書きやすいように御膳立てすること。
あまり大きな声ではいえない話ですが、推薦書の依頼パターンには次の3つがあります。
①文章の作成は受験生に丸投げし、推薦者が最後に捺印だけするパターン
②受験生が文章の材料を揃えて、方向性を示してから推薦者に依頼するパターン
③受験生が推薦者にすべて丸投げするパターン
仮に①の場合は、文章の作成は必ず相手の許可を得てから行いましょう。
ここでの「グレーゾーン」は極力避けたいところです。
推薦書の性質上、本来であれば②または③が真っ当な依頼の仕方でしょう。
しかし、③についてはスムーズにことが運ばないことも多いでしょう。
推薦者の性格にもよりますが、経験上は②が一番うまくいくパターンといえます。
推薦者は必ずしも慶應SFCについて詳しく知っているとは限りません。
もし、推薦者が慶應SFCについてあまり知識がなく、推薦書を書くことにも慣れていないようならば、
志願者があらかじめ、アドミッションズ・ポリシーをまとめておくなどすると親切です。

今回は「動画や推薦書を資料として提出する際の注意」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「失敗しない最終確認の方法!」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問、相談大歓迎!
