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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「”自分の足”を使って調べる」についてお伝えしていきたいと思います。
AO入試を受験するとなると、とにかく、調べものの量が半端ではありません。
例えば、志望校研究ひとつとっても、大学・学部の概要から研究室のテーマまで幅広いのです。
そこで、受験生が大いに利用しているのが「ネット検索」です。
ネットを使えば、あっという間に情報を集めることはできるでしょう。
しかし、裏を返せば、ネットにはその程度の情報しか載っていないということです。
基本情報を調べる段階であれば、それでも事足りるでしょうが、問題はその先です。
もっと深い情報を得ようとすると、信憑性の低い情報も多く引っかかる点です。
「ネットの情報に騙されない目を養え」という意見も一理あります。
しかし、ガセネタを掴みたくないのなら、それ以上に最も信頼できる「一次情報」を活用することが有効です。
一次情報とは、自分が直接、「見た」「会った」「聞いた」という情報のことです。
それに対して、二次情報とは、「誰かが言っていた」「本に書いてあった」「テレビやネットで見た」というような、第三者を介して得た情報のことです。
自分の足を使って調べるのは、手間ひまがかかります。
しかし、報告書を読むのと、実際にそれを体験した当事者から直接話を聞くのとでは、臨場感がひと味もふた味も違います。
KOSUKOSでは、よく塾生に「足を使って、自分の目で確かめましょう」と指導します。
部屋に閉じこもっていては、情報の本質が多角的な視点から見えてこないからです。
本当に大切なことはググっても出てきません。
地道に自分の足で一次情報を獲得していくことが、有益な情報を仕入れるための近道です。
「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、
AO入試においても、足を使って自分の目で確かめることを徹底しましょう。
〇「目的」と「手段」を混同しない。
「オープンキャンパスに行けば、入試で有利になりますか?」
そんな質問をしてくる受験生がいます。
酷な言い方ですが、受験のために何かをしているようでは、たかが知れています。
オープンキャンパスに行くのは志望理由書を書くためでも、入試で有利になるためでもありません。
自分に合った大学を見つけるためです。
5回、10回と足を運んで、「キャンパスの隅々まで見ました」といえば、
面接で志望校に対する熱意は伝えることができるかもしれません。
しかし、それは本来の趣旨から外れています。
そんなことをしたところで、下心が丸見えなのです。
これは一例であって、その他にも「目的」と「手段」が混同してしまっている人をよく見かけます。
「かけ込みボランティア」はその最たる例です。
ここで言う、かけ込みボランティアとは、出願書類の活動欄を埋めるために、入試直前に1〜2回程度、公園の清掃活動などを行ったり、名ばかりの活動団体に籍だけ置くようなことを指します。
誰かを助けたいと思っている人にとって、ボランティアを通じた「活動目標」はあったとしても、
それ自体が目的にはなることはありません。
自分の受験のために、困っている人を道具として利用してはいけません。
大学の審査官はそんなことも見抜けないほど愚か者ではありません。
「問題を解決したい」「世の中を良くしたい」といった本来の目的を忘れ、
「受験合格」を目的化していては本末転倒です。
本当に自分がしたかったことは何だったか?
もともと、どういう気持ちで始めたのか?
自分の中で、「何かおかしい」という違和感に気づいたら、そう自分に問いかけ、初心に戻ること。
そうすれば、目的を見失うことはないはずです。
さて、今回は「”自分の足”を使って調べる。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「あなたが大学に提供できる”価値”を意識する。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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