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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「自由記述を作成する際の注意点」についてお伝えしていきたいと思います。
〇 写真を使用する際の注意点
自由記述に写真を載せる人は多くいます。
あなたも写真を使用したいと思っているかもしれませんね。
その際、具体的には次の3点に気をつけましょう。
①何を見せたいか、一目でわかること
②高画質な写真を使用すること
③他者の写真を無断使用しないこと
①何を見せたいか、一目でわかること
目的がわからない写真は相手に多大なストレスを与えます。
特に、受験生本人がすぐに特定できない集合写真の際は注意が必要です。
写っている人が大勢いれば、必然的に一人ひとりの写真は小さくなります。
あなたがどこに写っているのか分からない写真はNGです。
できるだけ中央付近で本人の顔が大きく鮮明に写っているものがよいでしょう。
もし、写真が見つからなかったとしたら、
自分が写っている箇所に赤で丸印をつけるなど、工夫が必要です。
②高画質な写真を使用すること
画質の悪い写真は大幅なイメージダウンにつながります。
見せる気のないただの「お飾り」なら不要です。
文字では伝わりにくい情報だからこそ、あえて写真で見せるのです。
それによって、審査官に具体性なイメージを与えたり、インパクトを与えることもできるでしょう。
そうであるならば、画質にはとことんこだわりましょう。
そうすることで、パッと見の印象が断然よくなります。
昨今はスマホでも高画質で撮影できるようになり、デジタルカメラで撮影したものと遜色ありません。
高額なお金をかけずとも、工夫次第で最低ラインは超えていくことができるでしょう。
③他者の写真を無断使用しないこと
著作権や肖像権に関連したトラブルの原因となりますので、これは完全なる「NG行為」です。
では、他者の写真自体を使用することはできないのかというと、そんなことはありません。
適切に使用すれば、何の問題もありませんし、さらには、違った角度からの評価にもつながります。
出典を小さく記載しておくことで、「私は他者の写真を適切に扱うことができますよ」と、
さり気なくアピールすることできるのです。
これにより、研究者としての素養を見せられます。
たかが写真。
されど写真。
写真を笑う者は写真に泣く。
逆転合格者は労力を惜しまずに、ベストな写真を載せようと奮闘するものです。
〇 合格者の自由記述は参照すべきなのか?
自由記述の対策をしていると、受験生から 「合格者の自由記述を参照したい」と相談されることがあります。
これは「どうぞ、どうぞ」と即答できるような単純な話ではありません。
有効かどうかは、人によって異なります。
塾生に何かをアドバイスする際は、常に一人ひとりの性格や特徴を考えながら何をいうかを決めています。
自由記述についてアドバイスする際も同じです。
KOSKOSには、慶應SFCに逆転合格した塾生が作成した自由記述のサンプルが長年にわたり蓄積されています。
厳重に管理されており、持ち出しは「不可」となっていますが、
教室内であれば自由に閲覧できるようになっています。
受験生にとっては喉から手が出るほどほしい「お宝情報」でしょう。
それが目当てで入塾を検討する人もいるくらいです。
しかし、中には、合格者の自由記述を見ることで、その内容に引っ張られてしまう人がいます。
そのような人は決まって他人の意見に流されやすい性格です。
先に他の人が試してうまくいけば、自分も無条件にそれに飛びつこうとします。
「事例大好き人間」は思考が安易です。
「こう書けば受かる」といった「答え」を心のどこかでほしがっているのです。
ラクをしたいと思うこと自体は悪いものではありませんが、
深く考えることなくよい自由記述は作れません。
思考が停止してしまい、「合格者のものをマネておけば、まず間違いはないだろう」と、
自分でものを考えなくなってしまうような安直な人間を慶應SFCはほしがると思いますか?
酷な様ですが、このようなタイプは真っ先に落とされるのが現実です。
一方で、人によっては参照した方がよい場合もあります。
それは、合格者の「考え方」をマネることができる人です。
逆転合格者の発想に触れることで、自分の中の常識を打ち破り、自由度を上げることのできる人です。
いずれにせよ、最終的には自分の頭で考えて作成した自由記述でなければ合格レベルには達しません。
「合格者の自由記述を見せてください」という前に、
自分が他人の書類に左右されるタイプかどうか、一度考えてみましょう。
合格者の自由記述を見る目的は何なのか、それによって、「毒にも薬にもなる」と覚えておきましょう。
合格者の自由記述を参考にするよりも、もっと参考にした方がよいものがあります。
次回はそちらについて詳しくお伝えしたいと思います。
今回は「自由記述を作成する際の注意点」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「“こだわり”の自由記述で逆転合格を掴み取ろう!」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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