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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「”複数の選択肢”を用意するのも重要な危機管理」についてお伝えしていきたいと思います。
当日は何が起こるかわかりません。
直前まではPCの調子が良かったはずなのに、急にダウンしてしまったり、固まってしまうことは珍しくありません。
もしかしたら、あなた同様、PCも緊張しているのかもしれません。
だからといって、入試本番で「PCの機嫌が悪いようなので、今日はプレゼンできません」は冗談になりません。
土壇場でのピンチに備える危機管理は重要です。
このようなリスクを考慮して、そもそも、本番でPCを使わないという選択肢もありますが、
トラブルの原因は何も電気関係だけではありません。
そこで、KOSKOSでは生徒たちに「複数の選択肢」を用意するように話しています。
例えば、プレゼン発表の方法として、以下の三つのパターンは想定しておくべきです。
①通常通り、PCに保存してあるデータを使用して発表する。
②持参したUSBメモリーをPCに接続して発表する。
③スケッチブックにまとめたものを使って発表する。
本番ではその中で一つの方法しか使いませんが、これは決してムダな作業ではありません。
むしろ、複数の手段を準備しておくことは、普段通りの実力を発揮し、プレゼンを成功させるための鉄則です。
とっさの出来事にも冷静に対応できる柔軟性を持っている人は素晴らしいですが、
前もってこうしたリスクを検討し、対処している受験生はもっと素晴らしいです。
一挙手一投足を面接官は見逃さずに見ています。
危機管理の差で、あなたは評価を上げることもできるでしょう。
この考え方は、あらゆるシーン、例えば、交通ルートでも応用できます。
通常は自動車で行くことを想定していたとしても、
電車やバスといったその他の手段も検討しておきましょう。
そうすれば当日、悪天候に見舞われても、右往左往しなくて済みます。
備えあれば憂いなし。
あなたも本番で落ち着いて行動したいと思うなら、
ぜひ、こうした当日の危機管理は怠らないようにしましょう。
〇プレゼンは習うより「慣れよ」。
「一瞬でプレゼンが上手くなる裏ワザ」残念ながら、そんな方法はありません。
コツを聞くだけでプレゼンが上達するのであれば苦労はしません。
そんなことを人に聞く暇があったら、何百回、何千回と練習しましょう。
本番で流暢なプレゼンを行って合格した人たちは、
例外なく、おびただしいまでの反復練習を繰り返しています。
書類を出願したその瞬間から、プレゼンの準備に取りかかり、気の遠くなるような場数を踏んでいるのです。
こうしたスキルの習得で不可欠なのは、「質」よりも圧倒的な「量」だといえます。
ここで、プレゼン練習の際に持っていると役立つアイテムを紹介しましょう。
プレゼンの必須アイテムはズバリ、「スマートフォン」です。
スマートフォンで自撮りして見返せば、客観的に自分のプレゼンを評価することができます。
保存しておけば、忙しい第三者にも時間を見つけてプレゼンを聴いてもらい、アドバイスをもらうことができます。
実際、KOSKOSの塾生も自宅ではスマートフォンを用いて練習しています。
どのように使えば良いのか、イメージが湧かない人は、YouTubeなどで「KOSSUN 面接練習」などと検索すれば、塾生の模擬面接の練習風景動画がたくさん出てくるはずですので、ぜひ参考にして下さい。
もしかしたら、あなたと同じ志望大学・学部のプレゼン動画もあるかもしれません。
まだ練習段階を撮影しているものであるため、模範プレゼンというわけではありませんが、きっと進め方の参考にはなるはずです。
1回1回の小さな改善の積み重ねが、最終的には聞き手である審査官の心を動かすプレゼンを生みます。
たった1%でもいいのです。
それを100回繰り返せば、はじめてプレゼンした時から見て、100%違うあなたに進化しているのです。
〇「体調管理」も実力のうち
毎年、直前になると無理な追い込みをしようとする受験生がいます。
無理は決して長続きしません。
連日の徹夜で体調を崩してペースが狂ってしまったら、
一定のペースを保っていた時よりも遅れをとることになります。
以前、会うたびにいつも眠たそうにしている塾生がいました。
人柄的には大変良いのですが、どこか集中力に欠けていました。
よくよく話を聞いてみると、やはり、毎日不規則な生活を送っていたのです。
仮に、そのことが原因で10%集中力が落ちていたとしましょう。
その結果、一年間で3650%分損をしている計算になります。
人生にどれだけの悪影響を及ぼすかは正確には計算できなくても、大損であることは間違いないでしょう。
また、受験前日になると体調を崩す受験生がいます。
精神的なプレッシャーからくるものなのかもしれません。
体調管理が足りなかったといえばそれまでかもしれませんが、入試は待ってはくれません。
能力的には十分に志望校に合格できるレベルに達している受験生であっても、
当日に体調を悪くして受験を断念してしまったケースは実際にあります。
これは果たして、すべてが「不運だった」の一言で片付けられるのでしょうか?
人は目の前の課題に手一杯になってしまうと、本当に大切なことを見落としてしまいがちです。
体調管理も実力のうちと考え、決して疎かにしないこと。
体調管理は「長期」と「短期」の二つがあります。
長期の管理の基本は、「早寝早起き」「一日三食」です。
短期の管理の基本は、下痢止めや鼻炎薬の用意などです。
前日に生モノや激辛メニュー、胃がもたれるような料理は食べないようにしましょう。
れまで入念に体調管理を行ってきたとしても、
「試験は水もの」だけあって、特に面接のような当日一発勝負の試験では、念には念を入れましょう。
「人事を尽くして天命を待つ」とは、そういうことなのではないでしょうか。
さて、今回は「”複数の選択肢”を用意するのも重要な危機管理」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
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次回は「AO入試合格者としての”誇り”と”自覚”を持つ!」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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