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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「AO入試とは何か」についてお伝えしていきたいと思います。
「アドミッション・オフィス入試」、通称「AO入試」。
元々はアメリカで発祥し、日本では1990年頃に慶應 SFC(総合政策学部、環境情報学部)が実施して以来、
国公立、私立問わず、多くの大学で採用されている入試形態です。
ちなみに、慶應SFCの初代アドミッション・オフィスセンター長は、
経済産業担当大臣などを歴任された竹中平蔵名誉教授です。
慶應SFCのAO入試は、日本国内では最も歴史が長いこともあり、
「国内最難関のAO入試」ともいわれ、例年、ハイレベルな戦いになっています。
さて、あなたはそんなAO入試に対して、どのような印象を抱いているでしょうか?
「何か一つに突き抜けた人が受かる」そう答える人が多いかもしれませんね。
確かに、一芸に秀でた人もいます。
しかし、AO入試はいわゆる、「一芸入試」ではありません。
慶應SFCのAO入試募集要項にも、
「SFCのAO入試は多面的能力の総合評価による入学者選考です」と明記されています。
一般入試は主に記憶力を鍛えればよいのですが、
AO入試は思考力、文章力、会話力、管理力といった幅広い能力を磨く必要があります。
AO入試こそ、幅広い勉強が必要なのです。
また、「アドミッション・オフィスは入学志願者と大学が互いに望ましい『マッチング』を創り出すための出会いとコミュニケーションの場です」と述べられているように、
AO入試は慶應SFCとあなたの「お見合い」の場であると考えましょう。
「我こそは」という自信を持った人ならよいのですが、
「一般入試の勉強をしたくないから」という消去法的な理由でAO入試を選ぶことはやめた方がよいでしょう。
それで受かるほど慶應SFCのAO入試は甘くはありません。
慶応SFCのAO入試の出願時期は次のように年3回あります。
「4月入学I期」
「4月入学II期」
「9月入学」
どの出願時期であっても、求められる人物像に変わりはありません。
ただし、それぞれの入試には、
次のような受験方式(出願資格別に受験が限定される選抜)が定められています。
「A方式」
「B方式」
「C方式」
「IB方式」
一度の選考で複数の方式を併願することはできません。
出願時期によっては、利用できない受験方式もあります。
各方式の詳細について、そのすべてを紹介することは難しいため、ここではC方式についてお話しします。
C方式は慶應SFCが指定するコンテストにおいて所定の成績をおさめた者が受験でき、
1次選考は免除となります。
ちなみに、例を挙げると、次のようなものが該当します。
「三田文学新人賞」(最終候補者)
「福沢諭吉記念祭全国高等学校弁論大会」(最優秀賞受賞者)
「SFC未来構想キャンプ」(入賞者)
「対象コンテスト」及び、「所定の成績」は毎年見直しが行われ、変更されることがあるため、随時チェックしましょう。
一次審査の書類選考が免除で、いきなり面接からスタートできるC方式は、
特筆すべき活動実績を残した人だけに与えられた特権です。
この権利を手にしているなら、行使しない手はありませんね。
その他の受験方式についても、各自で募集要項を確認し、自分に合った受験方式を選択しましょう。
今回は「AO入試とは何か?」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「慶應SFCのAO入試の合否ポイント」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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