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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「勝つ!小論文の「切り抜け方」~実践編~」をお伝えしていきたいと思います。
◆時事問題対策の時間がない!
小論文では時事問題が課題テーマとして取り上げられることがあります。
その対策を後回しにして、結局、最後まで手が回らない受験生がいます。
日頃から新聞などで随時チェックしておくことが大事なのですが、
「それはわかっていたのですが、時間がなくなってしまいました……」という人のために、頻出テーマ一覧をお伝えします。
闇雲に手をつけても非効率です。
広大な砂漠から一粒のダイヤモンドを探し当てるような作業になってしまいます。
この一覧では、AO推薦入試、公務員試験、教員採用試験を中心に頻出する時事テーマをまとめています。
これだけは絶対に押さえておきたい10テーマといえます。
[1]少子化・人口減少問題
[2]ワークライフバランス・働き方改革
[3]災害・テロ対策
[4]地球温暖化対策
[5]地方創生・活性化対策
[6]格差社会・貧困問題
[7]コンプライアンス・リスクマネジメント
[8]若年層のキャリア形成
[9]人工知能(AI)
[10]訪日外国人誘致・観光振興
前述のテーマから優先的に頭に叩き込むことで、最小限のインプットで最大限の効果を期待できます。
インターネットや時事特集などを活用して、実用的な知識を一気に詰め込みましょう。
集中的に取り組めば前日からでも何とか間に合わせることができるはずです。
応急処置ではありますが、諦めるくらいなら試してみる価値は十分にあるでしょう。
◆漢字をど忘れしてしまった!
いよいよ、迎えた小論文試験当日。
誰しも緊張するでしょう。
焦りもするはずです。
本番は非日常の中でストレスを感じながら受験します。
すべての受験生がそうした状況下から、いつもなら当たり前にできることが、突然、できなくなってしまうことがあります。
例えば、普段は書けるはずの漢字が、急に書けなくなってしまうといったこともあり得ます。
では、万が一、そのような状況になってしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
対処法は大きく次の2つがあります。
①ひらがなで書く
②別の表現に言い換える
①について、書けない場合はひらがなにすれば良いのです。
ひらがなをど忘れする人はさすがにいないでしょう。
ただし、前述したように、あまりひらがなが多すぎるのも読みにくいので、
「わたしは」などは「私は」とできる限り書ける漢字はひらがなにしないようにしましょう。
②について、言葉選びを工夫するということです。
例えば、「憂鬱」という言葉が出てこなかったとしましょう。
その場合、「気分の落ち込み」などと言い換えるわけです。
その他、「懸念」といった漢字が書けなかったら、「気がかり」などと表現するわけです。
言い換えがうまい人は、語彙力がある人です。
もし、あなたがうまく言い換えができないというのであれば、コツコツ語彙力を高めるしかありません。
日頃から語彙集を活用し、頻出の基本語彙を押さえるなど、言葉のバリエーションを増やしていきましょう。
◆原稿用紙がマス目ではなく、「罫線」!
小論文の用紙には、2つの形式あります。
〇マス目
〇罫線
大学入試では、マス目が多く、就職試験では、罫線が多いように思います。
罫線の場合、特に注意すべき点は次の2つです。
□文字数
□字の大きさ
本番では1〜2行で構いませんので、下書きしてみてください。
そうして字の大きさの目安がわかれば、あとはそれに合わせて書き進めることができます。
罫線の場合、文章を詰めて書かないように気をつけてください。
罫線であっても原則、マス目の原稿用紙と同じ使い方です。
◆制限文字数を大幅に超過してしまった!
「一心不乱に書き続け、気づいたら200文字も超過していた」
あなたもそのような経験はないでしょうか?
本来、構成を事前に考えていれば、このようなミスは起きないはずです。
大前提として、構成をしっかり練ることが大事ですが、その上で、制限文字数に大幅な超過がある場合の対処法は次の2つがあります。
「例文を削る」
「改行を減らす」
例文が回答の要点になるということはあり得ません。
削ることができるはずですので、真っ先に検討してみてください。
そして、改行を減らすことで大幅に文字数を削減することが可能です。
改行が多いと、文字数のロスも増えます。
3行に一度は改行すると良いと前述しましたが、これはあくまでも目安です。
もし、大幅に文字数を超過してしまうようであれば、部分的に改行箇所を修正してみましょう。
また、数文字から十数文字といった超過であれば、例えば、次のような対処もできます。
□重複表現を見直す
□ひらがなを漢字表記にする
大幅な超過でなければ、このような対処をすれば指定字数に収めることができるはずです。
何百文字という大幅な超過であれば、先にお伝えした2つを試してみてください。
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