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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「周囲の人間を巻き込む」についてお伝えしていきたいと思います。
受験は一人で戦うもの
そう思っている人は少なくありません。
事実、一般入試は個人戦であり、孤独に打ち勝つことが受験を成功に導くポイントです。
そこには高校名もこれまでの友人関係も一切影響しません。
1点刻みの点数で合否を決める極めてシンプルな選抜です。
ですが、AO入試は違います。
受験準備を一人の力で乗り切るのは至難の業です。
どれだけ周囲を巻き込むことができるかが、AO入試受験の最優先事項となります。
例えば、自己分析を親しい友人と二人三脚で行うのは有効です。
実際、心理学の世界では、自分のことを自分で理解しているのはたったの1割という話もあるくらいです。
友人に自分の特徴を聞いてみることで、自分では気づかなかった部分が見えてくるかもしれません。
また、出願にあたっては、志願者評価書や推薦書が必要になることもあります
その際、担任の先生や部活の顧問に書いていただくのが一般的ですが、日頃から信頼関係が築けていなければ、お願いすることは難しいでしょう。
仮に引き受けてもらったとしても、その中身は期待できません。
その他、塾の講師に、授業の時間外で出願書類の添削や面接・プレゼンの模擬練習などをサポートしてもらうこともあるでしょう。
当然、保護者に大学進学の学費や塾の費用を負担してもらうのであれば、その許可も必要になります。
友人、学校の先生、塾の講師、そして、保護者……関わるメンツは人によって若干異なるでしょうが、
いずれにせよ、誰かが望まない入試は、得てしてうまくいかないものです。
周囲を味方につけることで、その後の展開がまるで変わってきます。
人々を巻き込むには、あなた自身が魅力的であることが必要です。
自分がお願いをする時だけ、甘えても誰も手を差し伸べてはくれないでしょう。
ピンチの時に助けてもらうためには、日頃から人を気遣い、
「この人なら何とかして助けてあげたい」と相手からも思ってもらうことです。
〇「答え」を他人に求めない。
塾生を指導していると、「出願書類の最終確認をお願いします」といった内容のメールが出願直前で送られてくることがあります。
こうした態度を見ると、自分自身の受験であるにもかかわらず、どこか他人事のように感じてしまいます。
もし、そこで講師が「出願するな」といえば、その塾生は受験をやめるのでしょうか?
そんなはずはありません。
自分に自信が持てないだけで、本心ではどうするべきかわかっているのです。
だからこそ、私達は書類にはすべて目は通しますが、あくまでも最終確認は自分でするよう促します。
先生や友人に「答え」を求めてはいけません。
すぐに正しい答えを知りたい気持ちはわかりますが、
そのような受け身の姿勢では、大学に選ばれることは難しいでしょう。
大学は日本の教育の最高学府です。
借りものの答えで勝負できるほど、レベルの低い戦いにはなりません。
大学は答えを教えてくれる「勉強の場」ではなく、
大学は自ら答えのない問題に挑戦していく「研究の場」です。
本当は、先生だって正しい答えなんて知らないのです。
もうあなたはそのようなところまで来ていることを自覚し、
今のうちから最終的な決断は自分自身で下すように訓練しておきましょう。
誰かに答えを決めてもらうということは、一見するとラクなようにも思えます。
しかし、同時にそれは誰かにあなたの自由を束縛されるということでもあります。
あなたの未来を自分以外の誰かに委ねてはいけません。
先人からは答えを教えてもらうのではなく、積極的に知恵を拝借し、「ヒント」をもらいましょう。
ヒントは、答えをつくり上げるための接着剤になります。
自由を奪われるか、自分で答えを出すか、選択は二つに一つです。
人生は自己責任、自分の道は自分で決めていくしかないのです。
さて、今回は「周囲の人間を巻き込む。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「やりたいことがない」は大ウソ。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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