KOSKOSブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「大学面接は”受からせる”ための試験である」についてお伝えしていきたいと思います。
大学受験と就職活動の面接は似て非なるものです。
例えば、倍率一つとっても、前者は5倍前後であるのに対し、後者は大手企業ともなると数千倍にも上ります。
倍率だけ比べてみても、就職面接のほうが桁違いに難しいことがわかるでしょう。
しかし、両者が本質的に違うと考えるのには、それ以上の理由があります。
大学受験は「受からせる」ための面接であるのに対し、就職活動は「落とす」ための面接である点です。
どういうことかというと、両者はお金の流れがまったくもって逆なのです。
就職活動の場合、内定をもらえば、あなたは会社からお給料としてお金をもらうことになります。
だからこそ、会社は少しでもおかしいところがあれば、シビアに不採用と判断します。
一方で、大学受験の場合、受験料を支払ってもらい、大学は審査を行います。
当然ですが、合格すれば受験生は、入学金と授業料を支払うことになります。
語弊がないようにお伝えしたのですが、
大学からしてみれば、学生は「顧客」であり、
優秀な受験生であれば、定員が許す限り、全員合格にしたいのです。
大学面接は、受験生のいい部分を評価する「加点方式」だと言う面接官もいます。
当たり前のことが、当たり前にできれば、大学面接は突破できます。
では、その当たり前のこととは一体、何なのでしょうか?
それは「見た目」と「伝え方」の二点です。
竹内一郎著『人は見た目が9割』(新潮新書)という本がベストセラーになりましたが、その真偽はさておき、見た目が面接官に与える影響は思っている以上に大きいのです。
あなたも研究とは関係のないところで、ケチをつけられたくはないでしょう。
見た目は可もなく不可もなく、「普通」であれば合格点です。
伝え方に関しても、黙り込んでしまったり、最悪、泣き出してしまうなんてことがないよう、自分の考えをその場でわかりやすく相手に伝える練習をしておけば問題ありません。
〇面接コミュニケーションの基本は「福利の法則」
「見た目」については、他の多くの面接対策本に書かれているので割愛させていただき、
ここでは、「伝え方」について詳しくお伝えします。
面接もコミュニケーションであることを忘れてはいけません。
自分の言いたいことで頭が一杯になってしまうと、相手にとってわかりにくい話し方になってしまいます。
それを防ぐために、KOSKOSが開発した万能型コミュニケーション・スキル「福利の法則」が絶大な威力を発揮します。
「復唱」
いわゆる「オウム返し」をし、相手の質問を繰り返します。
それにより、回答のズレをなくすことができるし、答える準備時間もできます。
「あなたの志望理由は?」と聞かれたら、「私の志望理由は〜」といった具合です。
「結論」
一番言いたい「たった一つの主張」を簡潔に述べます。
最後まで聞かないと、何が言いたいのかわからないような返答は、面接の場で悪印象です。
「結論から言いますと〜」などと付けると親切です。
「理由」
結論の裏付けとなる根拠を示します。
一つでも構いませんが、状況に応じて三つあると説得力が増します。
「その理由は〜」と始めたら、最後は必ず「〜からです」で終わるようにしましょう。
「以上」
最後に回答が終わったことを示すサインを送ります。
単純に「以上です」と付ければいいのですがが、毎回付けると、くどくなるので、
回答が極端に長いor短い場合だけで入れればよいでしょう。
この法則に当てはめると、一回のやり取りはおよそ30秒〜1分程度になります。
話が長くなりがちな人には、特効薬となるはずです。
言葉足らずを恐れ、内容をてんこ盛りにしても、相手は一度に理解できません。
こうした短いやり取りを繰り返すのが、理想的な面接コミュニケーションです。
さて、今回は「大学面接は”受からせる”ための試験である」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「”想定内”と”想定外”の二種類の質問に対応する」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問、相談大歓迎!