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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「小論文の効果的な磨き方」についてお伝えしていきたいと思います。
◆短期間で飛躍的に点数を上げる演習法とは?
受験生なら誰しも短期間で飛躍的に点数を上げたいはずです。
そのためには、効果的な演習が欠かせません。
効果の出ない演習を延々と行なっていても時間の無駄です。
演習の鉄則は「一冊を完璧にすること」です。
あれもこれも手を出すことは、効率的とは言えません。
それに多くの受験生は、そこまで時間的余裕もないというのが実情でしょう。
では、集中的にこなすべき演習とは、何でしょうか?
それは次の問題演習です。
①過去問題
↓
②予想問題
↓
③類似問題
この3つの演習がテッパンです。
騙されたと思ってやってみてください。
他の演習は必要ありません。
それだけで飛躍的に点数が上がります。
過去問題は、最低でも5年分は解きたいところです。
できれば10年分解けると、完全に傾向を理解できます。
予想問題は、大学入試などであれば、書店などで確実に手に入りますので、
過去問が一通り終わった段階で、ぜひチェックしてみてください。
類似問題は、①②が終わったら取り組んでください。
何年分を解くかは、受験生の状況によります。
他の試験科目との兼ね合いをみながら、スケジュールを立ててほしいと思います。
◆「添削」で伸びる人、落ち込む人
小論文を書き上げたら、添削を受けましょう。
書きっぱなしにしていては、上達は見込めません。
さて、ここで添削を受けて「伸びる人」と「落ち込む人」にわかれます。
なぜ、このような差がついてしまうのでしょうか?
それは添削の「受け方」に問題があるからです。
むやみやたらと添削を受けても小論文の技術は向上しません。
それどころか、間違った添削の受け方をすることで、伸び悩んでしまうのです。
結果、時間と労力を無駄にすることになります。
勝論文が書ける人は例外なく、正しい添削の受け方を身につけています。
そこで、まずその前提として大事となるのが、「添削者選び」です。
適切な添削者にお願いしましょう。
お願いする相手を間違えると命取りになります。
次の3つの条件を満たしていることが重要です。
①について、当たり前ですが、添削をするには、添削者自身も相応の文章力が必要です。
②について、やはり、過去に添削経験のある人は安心感が違います。
③について、課題テーマに精通していることも必要条件です。
これらを加味して、添削者を選んでみましょう。
もし、身近にこのような人がいなければ、
有料にはなりますが、塾や予備校に通う、添削サービスを利用するというのも一つの手でしょう。
ぜひ、検討してみてください。
◆添削は「2回1セット」が基本
添削において推敲も重要です。
添削を受けても伸びない人には共通点があります。
それは1往復で終わりにしてしまっている点です。
あなたも添削をお願いしたとき、1回だけ見てもらって終わりにしていないでしょうか?
それでは伸び悩んでしまっても仕方ありません。
添削は「2回1セット」が基本となります。
なぜ、1回ではダメなのでしょうか?
その理由は、1回の添削では添削者の意図を理解できていない可能性があるからです。
中には、添削者の意図を勘違いして修正してしまう受験生もいるでしょう。
本人は指摘通りに直しているつもりなのでしょうが、誤った理解のため、うまく修正できていないという問題です。
それが1回見てもらっただけでは伸び悩む人が出てくる理由です。
1回目の添削を受けて修正をしたら、2回目は前回の指摘内容が正しく修正できているか確認してもらいましょう。
そのためにも、時間に余裕を持って行動することが求められます。
添削に使ってもらう時間は、最低でも1週間はみておきたいです。
「明日までに添削してほしいのですが、大丈夫でしょうか?」などとお願いに来ている受験生を見ると、
なんとも失礼でマナーがなっていないと感じます。
早めに出せば、もしかしたら、他の人よりも多くの回数を添削してもらえるかもしれません。
基本的に複数の添削依頼を受けている場合、先着順に添削していくはずです。
その際、添削者への「ありがとうございました」という感謝の言葉を欠かさないようにしましょう。
人として当然のマナーです。
◆添削はどれくらい受けるべき?
添削は1回1回の「質」が大切です。
ですから、「何回受けるべきか」という質問は的を射ているとは言い難いです。
100回受けても、200回受けても、効果的な添削でなければ意味がありません。
むしろ、貴重な時間の無駄遣いです。
その上で、あくまでも意義のある添削ということが前提で、目安を知りたいということであれば、
1本の小論文に対して3回くらいと考えてください。
また、添削者は最低でも2名以上にお願いしたいところです。
それは客観性を担保するためです。
医療の世界では、「セカンドピニオン」といって、患者が担当医以外の医者に「第二の意見」として治療法などを聞きに行くことがあります。
専門家同士でも意見が異なることはしばしばあります。
それは小論文の添削でも然り。
複数の専門家から意見を聞くことで、より客観的に小論文を評価してもらうことができます。
ただし、複数の人から添削を受けたことで、逆に不安になってしまう人もいます。
それぞれの指摘内容が違う場合です。
両者に対して、「一理ある」と感じたときに大切なことは、添削者の意見に振り回されないことです。
自分の考えをしっかり持ちましょう。
信頼できる人に添削はお願いしても、最終的な判断まで委ねてはいけません。
どちらの指摘がより今の自分にとって優先すべきなのか、あなた自身が熟考してください。
「最後に『自分』を信じられる人」
それが小論文で勝つ人です。
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