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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「志望理由書は冒頭3行が重要!」についてお伝えしていきたいと思います。
○「社会的意義」はあるのか?
KOSKOSでは、「志望理由書は冒頭3行が重要だ」と塾生に話します。
冒頭3行でガツンと強い印象を与えなければ、その後の文章は読んでもらえません。
では、その冒頭で何を書けばいいのでしょうか?
それはあなたの「志」です。
似た言葉に「夢」がありますが、
あなたは「志」と「夢」の違いについてどのように考えているでしょうか?
中には、同じ意味合いで使っていたという人もいるはずです。
両者の違いは「利己的」か「利他的」かにあります。
つまり、前者は「自分」のため、後者は「他者」のためです。
当然、志望理由書で書くべきは後者です。
そもそも、研究とは何のためにするのでしょうか?
それは人類の進歩のためです。
「世のため」
「人のため」
この研究が社会でどう役に立つのか?
志望理由書では、こうした研究の社会的意義をアピールしましょう。
あなたの研究がどれだけ価値のあるものなのか訴えるのです。
社会的意義をどのように示せばよいのか、わからない人のために具体例を示しましょう。
「100万人を飢餓から救うことができる」
「誰でも気軽にスポーツを楽しむことができる」
「世界中どこにいても学ぶことができる」
これらはすべて社会的意義のある研究といえます。
研究を通じて、社会はどう変わるのか?
人々はどう幸せになるのか?
審査官がその光景をありありとイメージできるように具体的に書くことがポイントです。
社会的意義は大きければ大きいほどよいです。
いかに社会的意義のある研究であることを訴えられるかは、あなたの腕の見せどころです。
○研究の「新規性」はどこにあるのか?
志望理由書では、必然的に入学後の研究について触れることになります。
そのため、研究の概要についてまとめておく必要があります。
その際、「新規性」がなければ研究とは呼べません。
これまでと同じでは、それは単なる「レビュー」「紹介」です。
ここでいう「新規性」とは、これまでにまだ公になっていない研究の特徴のことです。
慶應SFCは無類の「新しいもの好き」です。
「日本初」もしくは、「世界一」しか目指していません。
新規性が多ければ多いほど斬新な研究といえます。
「この研究、もう他の人がやっているよ」
そういわれてしまったらお終いでです。
大学院の研究にまでなると、多くの新規性が求められますが、
学部ではたった1つでも構わないので、何とかひねり出しましょう。
新規性の示し方として、方法はいくつかあります。
例えば、次の3つを参考にしてみましょう。
①「手法」で新しさを出す
②「対象」で新しさを出す
③「解釈」で新しさを出す
①については、どのような研究手法を使って問題にアプローチするかによって、新規性を出すことができます。
特に、慶應SFCの場合、分野横断的な研究が進められており、
仮に同じ研究テーマであっても、異なるアプローチであれば、それはユニークな研究と見なされます。
②については、手法はすでに広まっているものであっても、
それを適用する対象が新しければ、それは十分に新規性のある研究といえます。
他の分野で効果的な手法があなたの研究分野でも活かせないか、検討してみましょう。
③については、解釈を変えて、新しい見解を導き出す方法です。
例えば、人々の価値観や社会の変化によって生まれる新たな法的解釈などがそれにあたります。
比較的この方法は、「社会科学系」や「人文科学系」に多いでしょう。
新規性の打ち出し方は前述したものだけではありません。
他の研究との違いを出すことはさほど難しいことではありません。
ポイントは研究の何が新しいのかをわかりやすく見せることです。
新規性があると、今後に期待を抱かせることができます。
今回は「志望理由書は冒頭3行が重要!」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「慶応SFCでなければならない理由は?」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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