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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「志望理由書を”人生の羅針盤”にする」についてお伝えしていきたいと思います。
志望理由書はAO入試の核となる書類です。
KOSKOSでは、志望理由書を単なる「入試のための一出願書類」として捉えず、
「人生の羅針盤」にしましょう。と伝えています。
あなたが迷った時、悩んだ時、志望理由書を読み返すことで原点に戻ることができれば、
大抵の問題は解決できるはずです。
出願書類として提出を求められる志望理由書の文字数は400字~5000字程度までバラバラです。
KOSKOSでは、大学が求めていなくとも、個人的に2000字程度の志望理由書ロングバージョンを作成することをすすめています。
その理由は、羅針盤として機能させるためにマストとなる要素を盛り込もうとすると、
ある程度の文字数が必要になるからです。
具体的には、次の「4部構成」で書けばスッキリとまとまるはずです。
第1部では、あなたの将来の志、目標を簡潔に書く。
第2部では、そのための根拠となるストーリーを「過去」「現在」「未来」に分けて書く。
第3部では、その大学でなければならない強い理由を盛り込む。
第4部では、迷っている審査官がぜひ、あなたに会ってみようと思うような一言を付け加えてみましょう。
各部のバランスも重要です。
第1部は全体の5〜10%
第2部は30〜40%
第3部は40〜50%
第4部は5〜10%が理想的です。
〇夢よりも「志」が求められる。
夢と志は似たような意味で使われることが多いですが、
夢と志の違いとは、一体、何でしょうか?
今まで色々な場所で受験生に質問してきた結果、
最も多かった答えが「夢は漠然としたイメージだけれど、志は明確な目標な気がする」というものです。
これといった正解があるわけではないのですが、KOSKOSでは次のように定義しています。
夢は、「利己的」なもの。
志は、「利他的」なもの。
利己的とは、自分が「サッカー選手になりたい」「組織のリーダーになりたい」といった
「自分発信」ではじまる欲求のことです。
一方で、利他的とは、他者の問題解決がモチベーションになっています。
つまり、世のため、人のために何かをするという発想です。
「子どもたちが安全安心に暮らせる地域にしたい」
「貧困に苦しむ世界中の人々を助けたい」
これらは志といえるでしょう。
夢がダメで、志が良いといっているわけではありません。
これからあなたが生きていく上では、両方とも必要になるでしょう。
ただ、「志」望理由書というくらいですから、
やはり、ここで求められているのは夢よりも志なのです。
「志が高い」ということは、すなわち、社会的意義が大きいということでもあります。
社会的意義とは、社会における存在意義、存在価値です。
あなたの研究は社会に対してどれだけ貢献できるのでしょうか?
誰を助けられるのか?
誰が喜ぶのか?
研究の原点は、この社会的意義にあります。
決して独りよがりな「夢望理由書」であってはいけません。
さて、今回は「志望理由書を”人生の羅針盤”にする。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「過去の活動は”点より線”が大事」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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