KOSKOSブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
本日から数回に分けて、受験生からよくある質問をご紹介させて頂きます。
今回のテーマは「慶應SFCのAO入試受験相談①運の要素は関係ある?」についてお伝えしていきたいと思います。
○合格は「運」の要素が大きいのか?
まず、「運」についてですが、これは受験生よりも、その保護者の方から質問されることが多いです。
AO入試は保護者世代にはなかったのだから、それも仕方がないことでしょう。
結論からいえば、運の要素は大きくありません。
そう考える理由は3点あります。
1点目に、慶應SFCの場合、複数の審査官が話し合って合否を決めているからです。
誰か一人の審査官が独断と偏見で決めるわけではありません。
2点目に、審査官は現役の慶應SFC教員が担当するからです。
慶應SFCで教鞭を執る彼ら、彼女らの目を欺くことなど限りなく不可能に近いでしょう。
3点目に、合否の明確な基準があるからです。
慶應SFCの場合、入学させたい学生像を明確に示しています。
事実、KOSKOSの塾生も私たちプロ講師が「これならいける!」と自信を持って臨んだ場合、
大抵は合格しています。
そして、講師が合格レベルに達していないと判断すれば、
塾生に具体的にどこが足りないのか指摘して、水準を上げることができます。
これは明確な「合格基準」がある証拠です。
以上の理由から、AO入試は決して「博打」などではないと断言できます。
確かに、運の要素が1%もないといえば、それはウソになります。
例えば、「面接は当日一発勝負の水モノ」という人もいます。
しかし、AO入試が選抜である以上、「100%確実なこと」などあり得ません。
何かにつけて運を口実にして受験しないのは、掴みかけたチャンスを自ら手放しているのと同じことです。
「人事を尽くして天命を待つ」
この姿勢を貫いている人ほど、運のせいにしたりはしません。
面接はともかく、書類は事前準備です。
クジ引きで合格者を決めているわけではないので、 運は準備している人に必ず味方します。
〇 AO入試と一般入試は両立できないのか?
「AO入試も受けたいのですが、一般入試と両立できるか心配です」
そんな悩みを抱えた受験生もいます。
結論からいえば、物理的には十分に可能です。過去に両立した受験生は大勢います。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
そんなことわざがありますが、慶應SFC受験に関していえば、その限りではありません。
もちろん、受験生一人ひとり置かれた状況は違うため、その点は考慮する必要がありますし、
性格的にどちらも中途半端になってしまうとわかっているなら、一本に絞った方が得策といえます。
それらを十分に検討した上で、
結果として慶應SFCの場合、AO入試と一般入試を併願する人は多く存在します。
コストパフォーマンスが良いのもその理由の一つでしょう。
このコストパフォーマンスの良さについてですが、具体的には次の3つのポイントが挙げられます。
ポイント①「一般入試は『2科目受験』と負担が少ない」
ポイント②「一般入試の『小論文受験』で文章技術が活かせる」
ポイント③「両入試を通じて『求める学生像』が共通」
ポイント①「一般入試は『2科目受験』と負担が少ない」について、
一般入試の科目数が少ないため、時間的な面においてAO入試と並行して対策が容易です。
ポイント②「一般入試の『小論文受験』で文章技術が活かせる」について、
AO入試で磨いた「書いて伝える能力」は一般入試の小論文受験でも大いに活かせます。
ポイント③「両入試を通じて『求める学生像』が共通」について、
AO入試で求めている学生像も、一般入試で求めている学生像も変わりません。
あくまで入試は、求める学生を確保するための「手段」であり、いかなる入試であっても、
慶應SFCが入学してほしいと考える人物像は同じなのです。
そのことを考えれば、一般入試、AO入試ともに、本質的な学びに差はないといえます。
AO入試と一般入試を両立する場合は、進捗と本番までの残り時間を考えて、
対策に費やす割合を適宜変えていきましょう。
今回は「慶應SFCのAO入試受験相談①運の要素は関係ある?」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「慶應SFCのAO入試受験相談②併願受験できないのか?」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問、相談大歓迎!