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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「慶應SFCのAO入試受験相談③9月入学試験は帰国生のための試験?」についてお伝えしていきたいと思います。
「9月入学試験」について誤解している人は少なくありません。
例えば、9月入学試験といえば、「一部の限られた人の試験」という世間的なイメージが先行していますが、
実際には様々な層が受験します。
□帰国生
□浪人生(「0.5浪」といわれる人もいる)
□仮面浪人生(他大学在籍の受験生)
もちろん、帰国生、いわゆる、「海外組」も一定数は受験します。
KOSKOSにも海外のスクールから、慶應SFCを受験した塾生がいました。
しかし、だからといって特に9月入試だけ帰国生が多いといったデータは得られていません。
人によってはリベンジマッチとなるでしょうし、I期II期で受験のタイミングが間に合わなかったので、
9月入学になったという受験生もいるはずです。
ここで重要なことは、気にするべきは他の受験生の属性ではないということです。
周囲のレベルを心配するよりも、あなた自身のレベルを上げることに集中しましょう。
また、その他にも9月入学試験は英語がより重視されるといわれることもあります。
確かに英語力がある人は武器になりますが、それは9月入学試験に限った話ではありません。
いかなる入試方法であっても、「英語ができる人は有利」という話です。
9月入学試験だからといって、「TOEFLスコアが何点以上」といった縛りがあるわけではありません。
特別に英語力が見られるわけではないのです。
慶應SFCでは英語教育に力を入れています。
現時点で多少、英語力が弱くても学ぶ意欲さえあれば、
入学後にカリキュラムを通じて伸ばせばいい話なのです。
ちなみに、9月入学者は、3年半で卒業することが可能です。
また、逆に半年伸ばすこともできますので、研究の進捗度合いなどによって、自由に選ぶことができます。
9月入学試験を受験する人は、卒業までのプランを自分なりにイメージしておくといいでしょう。
次に、「仮面浪人」についての質問をご紹介しましょう。
○仮面浪人は不利になるのか?
昨今は受験生の「現役志向」が強まり、浪人を避ける傾向にあるといわれていますが、
慶應SFC受験生の中には、仮面浪人生も結構います。
仮面浪人は不利になるのだろうか?
その答えはズバリ、「NO」です。
KOSKOSの塾生にも数多くの仮面浪人生がいましたが、無事に慶應SFCから入学を許可されています。
「仮面浪人生である」という事実だけで不利になるというデータはどこにも存在しませんし、
合格基準も変わることはありません。
強いていえば、大学の成績表(GPA)の提出が追加で求められるくらいでしょう。
(つまり、他大学に在籍していることを隠して受験することはできません)。
大事なのは、やはり書類や面接の中身です。
例えば、志望理由書。
仮面浪人というのは、現役の高校生とは異なる立場にあります。
だからこそ、審査官はその点についてユニークな経験と捉え、あなたに質問をしてくることが予想されます。
その際、「元々、慶應SFCに行きたかったが、合格できなかったので仕方なく、今の大学にいる……」といったネガティブな理由を述べる人がいます。
それこそが不合格となる要因です。
ここでは、現状の不満ではなく、慶應SFCで研究したいという前向きな姿勢を示す必要があります。
□在籍している大学が合わない
□学びたいことが見つからない
□そもそも、腰掛けで入学した
このような志望理由は御法度ですので注意しましょう。
また、在籍している大学の学業成績は良好であることに越したことはありません。
「どうせ辞めようと思っている大学なのだから、学業成績なんてどうでもいい」そう腐ってしまわず、
できる限りよい評価で単位を取得しましょう。
仮面浪人生であることを逆手に取りましょう。
現役生では語れないこと、仮面浪人生にしか語れないこと。
その一点を突き詰めることで、慶應SFCへの道が拓けるはずです。
今回は「慶應SFCのAO入試受験相談③9月入学試験は帰国生のための試験?」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「慶應SFCのAO入試受験相談④選定平均値が2点台でも受かるのか?」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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