独占対談 第5回
慶應大学法学部FIT入試現役合格者 竹内えりかさん
今回のインタビューは動画でもお楽しみいただけます。
是非ご視聴ください。
今回は、慶應大学法学部FIT入試に現役合格した
ミス慶應 竹内えりかさんに、面接の練習法・本番の注意点・コツについてお伺いしました。
Q:「面接には自己アピールが重要なのはわかっているのだけど、どうしたらよいのかわからない」とみんな悩んでいると思うのですが、竹内さんは面接の際に何を意識されましたか?
面接というのはFIT入試とかいろいろな入試の中で最重要だと思います。
私も面接で受かったといっても過言ではないと思います。
大切なことが私の中で3つあります。
まず、1つ目が「結論ファーストで話していく」ということです。
最初に結論を言うことによって、聞いている人にとってわかりやすくなります。
「自分は○○を言うぞ」って言ってから、不可情報を加えることで理解してもらいやすく聞いている人の興味をひきやすくなります。
最初に言いたいことを言った方が相手に伝わりやすくなり、
説得力に差が出るというところで「結論ファースト」は重要だと感じます。
2つ目は、「目を見てハキハキと喋ること」です。
面接で使うセリフを考えて暗記したとしても、本番で飛んでしまうときがあると思います。
やはりそういう時には、態度や自信を持って話しているかどうかというところで、聞き手の見方も変わると思います。
自信がなさそうに話していても「本当にこの子こういう風に考えているのかな?」と思われてしまうと思うので、当たり前のことかもしれませんが、相手の目を見て話すことはとても大切だと思います。
Q:ハキハキと喋るために竹内さんはどのような練習をしてきましたか?
私は元々、活舌がすごく悪かったんです。自分の名前も「たけうちえりた(こ)」と言ってしまうくらいに活舌が悪かったので、
人と喋るトレーニングをすると活舌の改善や面接の慣れにもつながると考え、
面接の前に学校の友達に問題を渡してQ&Aをやってもらったり、
親に面接官の役をやってもらい、ズバズバと質問してもらうなどの練習をした上で面接に臨みました。
本番では、実際に聞かれないと思ったことを質問されたのですが、その時もハキハキと答えることができました。
Q:準備した内容を覚えて答えるというよりも、自信をもって答えた方が姿勢が良く見えるということですね。
そうですね。
ハキハキと喋った時とそうでない時を比べると、
同じ答えであっても、与えるイメージの差や印象の差が生まれると思います。
Q:続いて重要視していることはどのようなことですか?
3つ目は、「台本を作りすぎない」ということです。
面接では、この対談のような感じで、教授から自分の思ってもいなかった質問が来るときもあります。そういう時に全部セリフにして暗記しすぎていると、その準備された答えしか浮かばなくて余計にテンパってしまうと思います。
Q:ちなみにどんな想定外の質問されたかお聞きしても良いですか?
「君は慶應のFIT入試で勝算あるの?」と聞かれました。
その質問に対しての私は、
「すごいあります。もしFIT入試に落ちたとしても私は慶應の法学部に行きたいという気持ちがとてもあるので、今後も一般入試に向かって勉強することも視野に入れています。」
このように、「慶應に絶対行きたい!」という意欲を伝えました。
Q:では、最後に大事なところをまとめていただけますか?
1つ目、結論ファースト
2つ目、目を見てハキハキと喋る
3つ目、台本を作りこみすぎない
以上です。
お忙しい中、ありがとうございました。
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