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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「自分は探すものではなく、「つくる」もの。」についてお伝えしていきたいと思います。
AO入試を受験しようと考えたら、
まずは自己分析からスタートするのが一般的なステップといえるでしょう。
自己分析とは、一言で言えば、「自分を知る」作業です。
「自分は何に興味があるのか」「大学生活で何をしたいのか」などを悩みに悩んだ末、志望校を決めることになります。
その際、自己分析を丹念に行うことにより、自分の価値観を認識し、大学へのアピール材料を揃えることができるのです。
ゆえに、自己分析は重要な役割を担っていると言えるのですが、ここに大きな落とし穴が存在します。
自己分析をはじめた生真面目な受験生は、「自分の本来の姿」を追い求めるがあまり、
どつぼにはまってしまい、そこから抜け出せなくなることも少なくありません。
そうなってしまうと迷宮入りは確実で、時間ばかりが過ぎ去っていくだけです。
自分探しの旅にゴールはありません。
どれだけ探し求めても、「本当の自分」など見つかるはずがありません。
それもそのはずです。
「自分」とは、自分自身の手でつくり上げるものだからです。
探せばどこかに転がっているものではありません。
人間の99%は「過去」からできています。
その意味で、今までの自分を分析することは、大いに意味があります。
しかし、残りの1%は「今」なのです。
今、この瞬間、未来に目を向けることで、将来の自分をつくり上げることができます。
「未来」と「自分」は自らの手で開拓していくものです。
自己分析に精を出すこと自体は、悪いことではありませんが、その目的を見失わないことが大切です。
〇紙に書いて、毎日音読する。
将来、自分がなりたいと思う理想像を明確にイメージし、
その目標に向かって努力し続けるために不可欠となるのが、「信じ込む力」です。
将来はこうなりたい、ああなりたいという願望はあるものの、
すぐに気持ちがグラついてしまうという受験生は、この信じ込む力が足りません。
ただ「信じる」だけではまだ足りません。
心の底から「信じ込む」ことで、果てしなく遠いと思えるような目標にも手が届くようになるのです。
世の中のほとんどの問題は本気になって取り組めば解決できるものばかりです。
未解決なものは、できることはまだまだたくさんあるのに、真剣になっていないだけです。
また、重要なのは目標を達成した後、あなたがどうなりたいかです。
だからこそ、目標や将来の理想像はトコトン具体的に書きましょう。
その場にいるかのようにリアルに書けば、自然と脳に叩き込まれます。
潜在意識に訴えかけるのです。
野球のイチロー選手やサッカーの本田選手をはじめとした一流と呼ばれるスポーツ選手は皆、この潜在意識を活用しているといいます。
具体的には、文字に起こす方法もあります。
拙著『AO・推薦入試の黄本』(新評論)に掲載されているキャリアデザインシートを活用していただいても構いませんし、自身でノートを一冊購入し、そこに書き込んでも良いでしょう。
文字にできたら、さらに、声に出してそれを毎日読み上げてみましょう。
そうすれば、数ヶ月後には、あなたは心の底から信じ込むことができるようになっているはずです。
紙に書いて、音読する。
ただそれだけ。
一日のうちに何時間もかかる行為ではないし、お金がかかることでもありません。
ここまで言って、あなたがやらない理由はないはずです。
「でも」「だって」「そんなことして意味あるの?」
そんな否定的な声も聞こえてきそうですが、
どんなささいなことでも「行動する」のと「行動しない」のとでは、その先の未来が大きく変わります。
自分にとってより良い未来を創るためには「行動」しかありません。
行動してはじめて風景は変化し、結果を手に入れる事ができます。
手に入れた結果が思い描いたものと違うと感じたら、その時に軌道修正すればよいだけの話です。
さて、今回は「自分は探すものではなく、「つくる」もの。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「周囲の人間を巻き込む。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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