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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「評価の比重は「過去<未来」についてお伝えしていきたいと思います。
AO入試は「未来の入試」です。
審査官が見ているポイントは、受験生の過去の輝かしい活動実績そのものではありません。
高校時代、部活や生徒会に精を出した経験は、貴重な青春時代を費やしたという意味で、何ものにも代え難いでしょう。
しかし、こうした自己アピールを前面に押し出しても、思うような結果は得られません。
そうした経験を大学でどのように活かしたいのか、繋げられなければ、単なる過去の活動実績の「自慢大会」になってしまいます。
また、次のような考えもまったくの見当違いといえます。
「特筆すべき活動実績もないし……」
「どうぜ、学業成績が悪いから……」
「出席不良だから受けてもムダでしょ」
これらはハッキリいってしまえば、すべてあなたがAO入試を受けないための「言い訳」に過ぎません。
出願資格に評定平均の基準値が設けられていて、それを満たしていないために受けられないというのでしたら仕方ありませんが、現状のAO入試の場合は、多くの大学は評定平均値による縛りはないところが圧倒的に多いです。
繰り返しますが、AO入試における評価の比重は、「過去<未来」といえます。
大学入学後、どのような研究を行いたいのか、また、卒業後はどのように社会で活躍したいのか。
こうした将来の展望や志が明確であるほうが、
過去にどんな活動をしてきて、どれだけの結果を残したのかということよりもはるかに重要です。
失った過去にくよくよするのではなく、未来に目を向けてポジティブに行動するほうが賢明です。
最初は誰しも、その壁の高さを知れば知るほど、自分には無理かもしれないと弱気になるでしょう。
しかし、目標は掲げた人でなければ達成することはできません。
ローマは一日にして成らず。
勇気を持って、はじめの一歩を踏み出すことが肝心です。
〇「自分の頭で考えて行動できる人」が求められる。
KOSKOSではよく塾生に「4つのジンザイ」の話をします。
ジンザイには、「人罪」「人在」「人材」「人財」の4種類があります。
「人罪」は、他人に迷惑をかける人間。
「人在」は、ただそこにいるだけの人間。
「人材」は、一人前ではあるが、代えが利く人間。
「人財」は、「あなたでないとダメだ」と指名される人間。
このレベルに達すると、自分の頭で考えて行動できるようになります。
AO入試で求められるのは、四番目の「人財」です。
AO入試で求められる人=「社会で求められる人」と言い換えることもできます。
AO入試のトップ合格者たちは、物事に対して誰かの指示待ちではなく、
自発的に取り組めるような「人財」になる素養がある人ばかりです。
人財になるためには、自分の頭で考えられるだけでは50点。
残りの50点は、それに対して「行動」が結びついていることです。
これからのAO入試受験生は、
「みんなが大学に行くから、自分も何となく」といった「右にならえ」の姿勢ではなく、
自分なりの問題意識を持って、アクティブに動ける人になる必要があるでしょう。
人財になるためのトレーニング法として、次の三つを実践してみましょう。
・時事ニュースを見る
・本を読む
・旅行に出かける
「自分の頭で考えて行動しよう」といっても、一朝一夕に身につくものではありませんが、
日々意識し続けることで、次第にそのクセをつけることが大切です。
今回は「評価の比重は「過去<未来」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「AO入試を安易な「逃げ」の選択肢にしない。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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