KOSKOSブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「評定(内申点)が悪い人の切り抜け方」についてお伝えしていきたいと思います。
以前お話したように、慶應SFCのAO入試は「総合評価」です。
これはつまり、「評定も見られる」ということです。
事実、「あなた、評定(内申点)が悪いけどなんで?」と追求されることもあります。
A方式の場合、評定の縛りがないため、中には5段階評価で2点台という人もいます。
正直、他大学であれば即不合格になることもあります。
ここでは、A方式を受験予定で評定にあまり自信がない人をイメージして、その切り抜け方の一例を紹介します。
実際にいたある受験生の話。
彼は都内のいわゆる、「進学校」に在籍していましたが、評定(内申点)が足を引っ張っていました。
5段階評価で2点台。
特に、世界史の成績は壊滅的でした。
「日本史は好きではないし、カタカナが多い世界史の方が何となく手がつけやすそう」
という安易な理由で選択しましたが、それでうまくいくはずがありません。
面接では当然のように評定について質問されました。
そこで、彼はこう答えたのです。
「好きなことはとことんのめり込むのですが、あまり関心のないことにはどうしても力が入らない性格なのです」
この返答を聞いた面接官は、「うまい言い訳だね」と笑みを浮かべ、
何とかその場を切り抜けることができたといいます。
過去を悔いても仕方がありません。
本番を直前に控えているのであれば、評定(内申点)を今から上げることは不可能です。
変えられないことに頭を悩ますよりも、今できることに集中しましょう。
その一つとして、入試を直前に控えた受験生であれば「うまい切り返し」を考えておくことです。
全体の平均値はそこまで悪くなかったとしても、特定の科目だけが悪い場合も要注意です。
評定が低いこと自体、決して褒められたことではありません。
現在、高校3年生の1学期で、定期テストを受けられるなど、まだチャンスが残されているのなら、
0.1でも上げる努力が必要なのはいうまでもありません。
わずかであっても可能性があるにもかかわらず、
ベストを尽くそうとしない人に逆転合格を掴み取ることはできません。
もし、病気や事故などの影響で、何度も高校を長期的に休まなければならず、
定期テストに支障をきたしたなどの特別な理由があれば、それをきちんと伝えましょう。
やむを得ない事情として考慮してくれるはずです。
〇 あなたを入学させるメリットは何なのか?
「この学生を入学させて、大学にどれだけメリットがあるか」
その一点に関して、慶應SFCはどの大学よりもシビアです。
「私大の雄」と呼ばれながらも、そこには「突き抜けた学生を集めたい」という並々ならぬハングリーさが伺えます。
ここであなたが遠慮しても仕方ありません。
慶應SFCに入学したら、どのように貢献できるのか、面接官が納得するよう、積極的にアピールしましょう。
では、一体、どのようなことで大学に貢献できるのでしょうか?
いうまでもありませんが、寄付金などの経済的な貢献ではありません
(もちろん、大学はそれも嬉しいと思いますが、ここではそのような意図ではありません)。
そもそも、それは親のお金です。
あなたが努力して勝ち取ったものではありません。
「親がお金持ちだから入れてください」というのは、なんとも情けないことですので、
このように考えている受験生は今からでも遅くないので、自分の幼さを知り恥じた方がよいでしょう。
あなたが慶應SFCに貢献できること、すべきこと。
ズバリ、それは「研究成果」です。
あなたは研究成果を通じて、慶應SFCの発展に貢献していくのです。
逆転合格者はそのことを心得ています。
「慶應 SFCから世界に衝撃を与える」
そんな研究成果が期待できれば、間違いなく慶應SFCはあなたを歓迎してくれるでしょう。
相手が何を望んでいるのかを把握していなければ、効果的なアピールはできません。
研究成果を通じて、あなたはどのように大学に貢献していきたいかを具体的に語りましょう。
今回は「評定(内申点)が悪い人の切り抜け方」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「“最後に言い残したことは?”の真意」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問、相談大歓迎!