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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「AO入試を安易な「逃げ」の選択肢にしない。」についてお伝えしていきたいと思います。
「AO入試はラクだ」
そう高を括っている人は少なくありません。
ここで、ひとつ断言します。
AO入試は一般入試よりも圧倒的に大変です。
一般入試は偏差値さえ合格水準に達していれば、審査を突破することができます。
しかし、AO入試はそうはいきません。
基礎学力に加え、志望動機や熱意、学部への適性、過去の活動、コミュニケーション力などなど。
あらゆる点から審査されます。
ササッと書類を書いて、2、30分の面接を受ければ、「ハイ、合格です」となると思ったら大間違いです。
合格までの道のりでは、自己分析、志望校研究に始まり、何十回と志望理由書を書き直し、何百回と面接練習を繰り返すことになります。
合格者は涼しい顔でいとも簡単に合格を勝ち取ったかのように振る舞うかもしれませんが、
その裏では血のにじむような努力をしているのが事実です。
AO入試はラクだといえるのは、AO入試で合格した人だけです。
誤解してほしくないのですが、ラクをすることはいけないことではありません。
自ら困難に飛び込んでいく必要はありませんから、ラクできるところはすればいいのです。
ただ、ラクをしたいのならAO入試はおすすめできません。
AO入試は地道にコツコツ準備してきた人だけが選ばれる茨の道。
だからこそ、安易な逃げ道として選択してほしくはありません。
「こんなはずではなかった……」と後悔しても後の祭りです。
AO入試の難しさを承知の上で、熟考した結果、果敢にもAO入試にチャレンジしたいというのであれば、ぜひ勇気を出して第一歩を踏み出してみましょう。
その努力の先には、きっと一般入試の勉強では得られないであろう「合格+α」のご褒美が待っているはずです。
受験を通じて、合格後に実現したい明確な志を抱くことができれば、
きっとあなたの毎日がガラッと変わるはずです。
〇AO入試は「手段」の一つに過ぎない。
KOSKOSでは、これまで多くのAO入試受験生のサポートに努めてきました。
しかし、すべての受験生がAO入試を受けるべきだとは考えていません。
今後はAO入試以外の受験方式は減っていく傾向にありますが、現状では一般入試をはじめ、いくつかの選択肢が用意されています。
そのため、受験生一人ひとりによって、合理的な手段は異なります。
つい最近も、入試本番まで残り数ヶ月といったところで、一人の受験生が相談にやって来ました。
部活には所属せず、学校行事などには目もくれずに、ひたすら勉強に打ち込んできたおかげで、一般入試の模試の成績は第一志望校がA判定。
学科試験には自信があるものの、受験チャンスを増やしたいという考えからAO入試も検討しているといいます。
KOSKOSでは、その受験生にはAO入試をおすすめしませんでした。
なぜなら、その状況であれば、一般入試の対策に集中したほうが断然、合格の可能性は高いからです。
変に浮気をして、どっちつかずになってしまっては致命的です。
まさに「二兎追う者は一兎をも得ず」です。
また、AO入試で受験すること自体が目的になってしまっている受験生もいます。
それでは本来の受験の意義を忘れてしまっているといえるでしょう。
AO入試は目的ではなく、あくまでも「手段」です。
学力に秀でているなら、一般入試に賭けるのも強みを活かした立派な作戦です。
高校の学業成績がすこぶる良いなら、指定校推薦入試で合格してしまえば良いのです。
どうしても一般入試で入らなければならない理由などないはずです。
人はこだわりを持っていて良いと思いますが、そのポイントを間違えてはいけません。
就職の際に、どのような入試形態で大学に入ったかによって、有利不利が働くというウワサを聞くことがありますが、これは都市伝説のレベルなので気にする必要はありません。
むしろ、AO入試の選抜は就職活動の試験に近いため、今の段階で基礎スキルを身につけておけば、後々有利に働くことがあります
要は、入試制度ではなく、本人の問題だと言えるでしょう。
今回は「AO入試を安易な「逃げ」の選択肢にしない」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
次回は「AO入試を自分の人生を整理する「きっかけ」にする。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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