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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「AO入試合格者としての”誇り”と”自覚”を持つ!」についてお伝えしていきたいと思います。
現在のAO入試に対しては、各方面から賛否両論あります。
AO入試に対して肯定的な人もいれば、否定的な人もいます。
新しい制度が導入されれば、必ず反対意見が出てくるのは自然なことです。
では、どのようなAO入試批判があるのでしょうか?
主な反対意見として、入学者の「学力不足」が挙げられます。
現時点では、選抜に学力試験を課さない大学も多数あるため、こうした懸念があるのでしょう。
AO入試合格者の入学後のGPA(各科目の成績から算出された学生の成績評価値)をもとに学業成績を調査した論文によると、AO入試入学者は、一般入試入学者よりも学業成績が劣っているという明確な根拠は得られなかったという結果もあります。
あなたにはどうか、AO入試合格者として、「誇り」と「自覚」を持ってほしいと思っています。
「誇り」とは、一般入試同様、自分も大学から認められた一人であるという自信、自負です。
「自覚」とは、他の学生の模範となるリーダーとして周囲を引っ張っていく存在になるという決意、
そして、意気込みです。
AO入試で合格したということは、大学が求める人財像にマッチしているということです。
つまり、大学に一番合っているのは自分だといっても過言ではないのです。
悪意のある批判に耳を傾ける必要はありません。
AO入試に対して、ネガティブな意見もあるからこそ、あなたが見本となって大学を引っ張り、世間のAO入試の評価を一蹴しましょう。
一人ひとりの活躍がAO入試に対するイメージをつくり上げていくのです。

〇合格を「ゴール」に設定することはできない。
「私の最終目標は、●●大学合格です。」
そう明言する受験生がいますが、果たして合格はゴールになり得るのでしょうか?
志望校に合格さえすれば、あとは死んでもいいという人であれば、
合格は最終的なゴールになるのかもしれません。
しかし、実際はそんな人はいないはずです。
大学で充実した4年間を過ごしたいと望むのであれば、
すべての受験生は合格したその先を見据えなければいけません。
「燃え尽き症候群」という病があります。
あなたも名称くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。
よくオリンピック選手などがかかるのですが、
燃え尽き症候群とは、猛烈な努力をすることで慢性的で絶え間ないストレスが持続した結果、意欲を失ってしまう症状のことです。
大学にもそうしたリスクが潜んでいます。
せっかく志望校に合格しても、入学後に燃え尽きてしまい、あれほど憧れて入ったはずの大学に行かなくなってしまったり、最悪の場合、退学してしまう学生も多くいます。
2014年の読売新聞の調査で、AO入試合格者の退学率は、一般入試合格者の約2.6倍であることが明らかになりました。
実にAO入試合格者の6人に1人が退学している計算になります。
大学には色々な誘惑があります。
ハメを外して、時には道を踏み外す者もいます。
「大学合格」をゴールに据えた者の末路でしょう。
たしかに、大学受験は今のあなたにとって、大きな、大きな壁かもしれません。
しかし、その先にある未来を叶えたいのであるならば、必ず越えていかなくてはならない通過点でもあります。
入ったら、おしまいではないのです。
受かってからが、あなたの志を実現するための本当のスタートです。
自分の頭で考えて行動できる力を身につければ、ささやかな副産物として合格が得られると思っておいたほうがいいでしょう。

〇「受かる自信」なんてなくていい。
受験生に「合格する自信はあるか?」と聞くと、
「これまで一生懸命に頑張ってきたつもりですが、いざ本番を迎えるとなると正直、不安です……」
という学生がほとんどですが、それでよいのです。
「受かる自信」なんてなくていいのです。
受かるまであきらめない自信を持ちましょう。
入試当日に緊張しない受験生などいません。
もし、いたとすれば、それは本気で受かりたいと思っていない人だけです。
これまで相応の準備をし、真剣に受験に臨もうとしている人であれば、誰だって緊張するに決まっています。
どれだけ練習を積もうとも、本番で完全に緊張をなくすことはできません。
無粋なことに、ある受験生は面接官から最後に、「今回の入試に受かる自信はあるかどうか」を尋ねられたようです。
そのとき、彼は次のように答えました。
「はい、私は今回の入試で必ず合格できるという自信はありません。しかし、合格するまであきらめない自信ならあります。どうか私に学びのチャンスをください」
こんな意欲のある返事をされたら、どんな面接官でも根性は認めてくれるはずです。
AO入試を年間で複数回実施する大学は少なくありません。
前回受けて落ちてしまったからといって、それ自体が次の入試にマイナスに影響することはないので心配はいりません。
不本意な結果を知った瞬間は落胆するのも無理はありませんが、受験に落ちたからといって、何も死ぬわけではありません。
万が一、不合格にでもなろうものなら、処刑されてしまうといった条件でも課されているなら、それこそ死ぬ気で受験しなければならないが、そんなことはありません。
そう考えると、「落ちてもまた次もチャレンジするだけのこと」と思えれば、あなたも少しは気が楽になるのではないでしょうか?
受験生は受験生にできることに全力を尽くし、自分ではどうにもできない合否判定などに気を揉むことはやめましょう。

さて、今回は「AO入試合格者としての”誇り”と”自覚”を持つ!」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「”入学前課題”を侮るな!」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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