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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「勝ち組より”価値組”を目指す。」についてお伝えしていきたいと思います。
かつては偏差値競争を制した「勝ち組」が受験の成否の基準でした。
しかし、これからの時代は違います。
AO入試に偏差値のような画一的なモノサシは存在しません。
その代わりに、AO入試では「学部との相性」が合否結果に露骨に反映されます。
一般入試の偏差値では、A大学のほうがB大学よりも高いのに、
AO入試では、A大学に受かって、B大学には落ちるという現象も、しばしば見受けられます
受験生の興味関心は一人ひとり違います。
価値観が多様化し、何をもって「良い大学」とするかは人それぞれです。
あなた自身の受験なのですから、他者が基準の「勝ち組」よりも、
自分が基準の「価値組」になることが大切なのではないでしょうか。
極論をいってしまえば、知名度のある大学には入ったけれど、
やりたくもないことを強いられる4年間を過ごすのか、
あなたに合った大学で成長スピードを加速させるのか。
目先の感情にとらわれずに、長い目で自分の人生において、
どの選択がベターなのかを見つめてみましょう。
無論、大学も受験生が「勝ち組」になりたいのか、「価値組」を目指しているのかは、敏感に感じ取ります。
出願書類、面接など様々な角度から、あなたの価値観を問い、大学・学部への適性を見てくるでしょう。
まずは、あなたが何に価値を置いているかを、明確にすることが第一ステップです。
価値観は時によって変化するといいますが、そうコロコロ変わるものでもないでしょう。
短期間で言っていることが180度違うようでは、それは価値観とは呼べないはずです。
偏差値だけで大学を決める時代は終わりを告げました。
「周りが大学に行くから自分も……」では通用しません。
あなたの明確な価値観を持って大学を決めることが不可欠です。
価値を見出せない勉強はただの苦痛です。
意志のない進学に意味などありません。

一戦必勝もよいですが、「第一志望群」という考え方もあいます。
AO入試の出願においては、原則として受験校が「第一志望校」であることが守らなくてはならない条件となります。
しかし、誤解している人がいますが、これは併願校を受けてはいけないと言っているわけではありません。
多くの大学はAO入試の制度上、併願しても何ら問題ないように要件を設定しています。
KOSKOSが指導している塾生の併願校も3校前後が平均です。
自分なりの価値観を持つことの重要性を説きましたが、人の価値観は一つとは限りません。
「一戦必勝」というと聞こえはいいかもしれませんが、リスクが伴うことも忘れてはいけません。
一つのミスが命取りになる状況では、精神的にも追い込まれるため、
プレッシャーに弱い人なら、下手すると本番までにメンタルがやられてしまうかもしれません。
就職活動では当たり前となっていますが、大学受験においても、併願が可能な場合は「第一志望群」という考え方を取り入れるべきです。
日本には約600校もの大学が存在します。
立地や経済的な制約はあったとしても、
その中で、あなたが本当に行きたい大学はたったの1校だけなのでしょうか?
A大学も、B大学も、C大学もどれも本当に行きたい大学。
都合良く聞こえるかもしれないが、これで問題ありません。
逆に、本当は受験したい大学なのに、遠慮して受けないことのほうが、悔いが残るのではないかと思います。
「私にはこの大学しかない」という思い込みは、時に危険を招きます。
「信じ込む」ことと、選択肢は一つしかないと「決めつける」ことは別ものです。
どうか広い視野で志望校を検討してみてください。
固定観念を持たずに探せば、きっと「この大学もいいかもしれない」という魅力的な志望校が見つかるはずです。

さて、今回は「勝ち組より”価値組”を目指す。」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「”自分の足”を使って調べる。」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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