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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「志望理由書の出来で合否が決まる!」についてお伝えしていきたいと思います。
○そもそも、「志望理由書」とは何か?
そもそも、「志望理由書」とは何でしょうか?
志望理由書とは、一般的に「大学を志望する理由をまとめた書類」などと説明されています。
慶應SFCの場合、2,000字程度、(実際はもう少し書ける)でかなりのボリュームがあります。
「志望理由書の出来で合否が決まる」そういわれることさえあります。
出願書類の核となるのは、紛れもなく「志望理由書」です。
その理由は大きく3つある。
1つ目は、書類審査で最初に読まれる書類だからです。
慶應SFCのAO入試では受験生に様々な書類を提出させますが、
その中でも多くの審査官は真っ先に志望理由書を読みます。
最初の数行を読んで見込みがないと思えば、最後まで読まずに即、「不合格ボックス」行きです。
その後、二度とその志望理由書が読み返されることはありません。
それだけ志望理由書を出願書類の中でも重要視しているということです。
2つ目に、面接では志望理由書に沿って質問されるからです。
それを逆手にとって、面接で審査官が質問したくなるような穴をあえて作っておく手もあります。
これをKOSKOSでは「フック」と呼んでいます。
フックを仕込んでおくことで、一気に戦略的な志望理由書へと変貌します。
逆転合格する人は面接を見据えて志望理由書を作成しているのです。
3つ目に、キャリアの羅針盤になるからです。
志望理由書はボリュームがあると前述しましたが、
ただ文字を書くだけなら2,000字程度の文字数は2〜3時間もあれば清書できるでしょう。
しかし、逆転合格者にとって志望理由書は単なる「出願のための書類」ではありません。
入学後の道しるべ、すなわち、キャリアの羅針盤になっているのです。
実際、KOSKOSが指導した受験生の中には、
合格後に志望理由書を書き直して、わざわざ担当講師に見せにくる人もいます。
羅針盤は適宜修正して、方向性を変えて構いません。
迷った時はいつでもその羅針盤に立ち返って、方向性を修正していけばよいのです。
あなたが慶應SFCに合格する頃には、志望理由書がかけがえのない相棒になっているはずです。

○まずは、「自己分析」と「大学研究」
志望理由書は書き方も大事ですが、
その前に「何を書くか」が決まっていなければ書き出すことはできません。
志望理由書を書き出すにあたって、まずは材料を揃える必要があります。
つまり、志望理由書に盛り込むべき情報を整理するのです。
整理すべき情報には大きく2つあります。
①キミ自身に関する情報
②慶應SFCに関する情報
前者は、俗に「自己分析」といいます。
後者は、「大学研究」といいます。
これらの作業ではいずれも、五感をフルに働かせる必要があります。
その点は、机の上だけで完結する一般入試の勉強とは大きく違うといえます。
自己分析であれば、周囲の人からあなたのことについて聞くという方法もあります。
周囲の評価と自己の評価は必ずしも一致しないものです。
また、外に出て経験を積むことではじめて「自分とはこういう人間だったのか」と気づくこともあるでしょう。
大学研究についても、同様のことがいえます。
例えば、面接で慶應SFCの印象を聞かれ、
「キャンパスに一度も行ったことがない」と回答しているようでは、
一発アウトになっても仕方ありません。
前述したように、慶應SFCではオープンキャンパス以外にも未来構想キャンプなどの受験生向けのイベントを実施しています。
こうしたチャンスを積極的に活用することが大切です。
「定員があるので、誰でも参加できるわけではない」
「部活の試合と日程が被ってしまって参加できない」
そう訴える人もいるでしょうが、それならば、「普段のキャンパスに潜入する」という手もあります。
これは教員や学生の飾らない「素の姿」を見ることができるメリットがあります。
いずれにせよ、時間がないからという理由で、「自己分析」「大学研究」を怠ってはいけません。
逆転合格者は事前に教員にアポイントメントを取って、研究について相談するなど、
一次情報、すなわち、「直接自分が人から見聞きして得た情報」に徹底的にこだわっています。
他の受験生が「そこまでやるのか」と思うくらい、あの手この手を使って一次情報をゲットしています。
志望理由書は足を使った情報がどれだけ詰まっているかで質が決まります。
足を使って現場に赴き、自分の目で確かめましょう。

今回は「志望理由書の出来で合否が決まる!」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「合格する志望理由書の黄金律」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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