
独占対談 第13回
慶應SFC環境情報学部・慶応義塾大学法学部
AO入試現役合格者 山下妃奈さん
今回のインタビューは動画でもお楽しみいただけます。
是非ご視聴ください。
今回は、慶應SFCの環境情報学部及びに慶応義塾大学法学部にAO入試にて現役合格した山下妃奈さんに入試学部併願のコツについてお伺いしました。
Q:山下さんは慶應SFC以外にも合格した大学があるとお聞きしました。
慶応義塾大学法学部法律学科にAO入試で合格いたしました。
Q:併願して合格したということですね。
学部との両立やスケジューリングについて受験生は気になるところだと思いますので、そのあたりを徹底的に聞いていきたいと思います。
まず、AO入試を併願で合格するためのコツを教えてください。
コツは3つあります。
まず、1つ目が、「徹底的な情報収集」です。
募集要項を見ると文字がぎっしりと書いてありますよね。
そこを1文字も見逃さずに読むことがとても大切です。
「併願は可能なのか」「専願でなくてはならないのか」「入試スケジュール」など、
また、色々な学校を受験するとなると面接がいつなのか、
いつまでに資料を提出するのかしっかりとチェックする必要があります。
「あの資料忘れてしまった!」となると、その時点で不合格が決まるので、
何が必要なのか募集要項をしっかりと読んで、併願の可否、面接日程や提出期限など、まずは入念な情報収集を行うことが必要だと思います。
Q:自分で情報収集する癖をつけておいた方がよいということですね。
では、2つ目をお願いします。
2つ目は、完璧なスケジューリングです。
私は色々な学校を受験しようと考えていたので、スケジューリングはとても大切にしてました。
1番大事なのが1次試験の資料を提出する日ですね。
いつ資料を完成させて、いつ封筒に入れて、いつ出せば確実にその期限に間に合うのかを手帳に書いて、それまでに文章を校正してもらう人を決めたりとか、誰に頼むかとか。
その前にまず何の資料を完成させないといけないのか、
1つ1つ資料別でいつまでと期限を決めて行っていました。
Q:提出期限から逆算してそれぞれの準備段階の綿密なスケジューリングを行うのが大切ですね。ちなみにですが、山下さんは提出期日ギリギリに提出しましたか?
私は提出期日の1週間前を期限に設定しました。
封筒に入れられる状態の期限を1週間前に設定して、
それを基にもう1回私は両親にチェックしてもらい、一番早く出せる期間に確実に提出しました。
Q:では次に3つ目お願いします。
3つ目は、「いかに教授にばれないようにするか」です。
総合型選抜というものは原則として「専願のみ」その大学だけ出願するというルールがほとんどです。
理由としては一般選抜と比較して面接とか志望理由書があるように、「その大学にどのくらい行きたいのか」という入学意欲をすごくみられるので、
「それだったら併願ではなくてその大学だけ受験するでしょう?」ということで、そうなっている傾向が強いです。
そのため、併願していることがバレてしまうと、
「うちの大学にそんなに入りたくないのでは?」と思われてしまうので、
私は本当にその大学だけに行きたいです。というところをアピールできるように教授に対して対して明確なアピールを行うことが大切だと考えました。
Q:山下さんは慶應SFCの環境法学部に入学したい気持ちと、慶応義塾大学の法学部に行きたい気持ちがあったではないですか。
その気持ちに嘘はなくどちらも第1希望だと思うのですが、熱意の込め方には差はなかったですか?
そうですね。どちらも同じくらい本気で挑んでいて、法学部と環境情報学部ですので絶対に内容は違うではないですか。
学部ごとのテーマを念入りに調べつくして、
SFCはSFCでやりたい趣味の研究を本気で取り組んでいました。
Q:それでは、最後にまとめをお願いします。
1つ目、徹底的な情報収集
2つ目、完璧なスケジューリング
3つ目、教授に併願だとばれないようにする
以上です。
お忙しい中、ありがとうございました。
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