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AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「自己アピールすべきは資格名よりも、努力の”過程”」」についてお伝えしていきたいと思います。TOEFL満点、数字検定1級、色彩検定1級……このような輝かしい資格実績はAO入試でも有利に働くことがあります。
しかし、どれだけ資格を取得しようとも、
それだけではあなたの個性をアピールしていることにはなりません。
理由は単純明快です。
資格や検定そのものでは、他の受験生と差をつけることはできないからです。
例えば、英検2級と準1級であれば、後者のほうが取得の難易度が高いことは自明です。
しかし、同じ英検準1級であれば、どちらに、より加点するでしょうか?
どちらも同様の評価しかできません。
苦労して受かっても、ラクをして受かっても、同じ英検準1級なのです。
取得までの道のりにはそれぞれストーリーがあったでしょう。
一発合格した人もいれば、何度も挑戦した末に取得した人もいるはずです。
帰国子女が英検準1級を取ることと、英語に苦手意識を持った人が、長い時間をかけて準備した末、合格を果たすのとでは「重み」が違うと思います。
資格や検定は、取得までの過程によって差別化を図ることができます。
結果そのものよりも、合格するまでの過程でどのような工夫をし、何を学び、どう成長することができたのか。
面接官が聞きたいポイントはそこなのです。
「TOEIC900点取得」「漢字検定1級取得」といった結果は、
書類選考の際に、サラッと書いておけば十分です。
そうすれば、面接の場で、「資格の勉強で大変だったことは?」などと、相手から聞いてくれるはずです。
資格を一生懸命に頑張って取ったことはわかります。
それを誇らしく思う気持ちもわかります。
しかし、結果よりも泥臭く頑張った過程を自分の言葉でアピールしたほうが、あなたの個性が伝わります。

〇大学面接はプロから直接意見をもらえる貴重な場
面接中、受験生は得てしてこの時間が早く過ぎてほしいと思っているものです。
誰かに審査されていると思うと、どことなく緊張するでしょうし、
よほど自分に自信のある人でない限り、あまりいい気分ではないでしょう。
しかし、それは何とももったいないことです。
面接官を担当しているのは、現役の大学教員です。
つまり、特定の分野のプロフェッショナルです。
大学面接は、選抜試験であると同時に、プロフェッショナルと話ができる貴重な機会といえます。
個人面接ともなれば通常、受験生1人に対して、面接官が2〜3人で対応することになります。
1回の面接時間を20〜30分と見積もっても、合計で最大90分もプロと話すことができる計算になります。
もし、あなたがお金を出して相談しようものなら、何万円と相談料を取られるかもしれません。
本来であれば、なかなか出会えない方々と直にお話しできることに感謝しなければいけないくらいです。
大学によっては、受験生の研究分野に応じて適切な面接官を振り分けているところもあります。
このチャンスを逃すまいと、あなたから貪欲に質問してみましょう。
その際、必須となるアイテムがあります。
「ペン」と「メモ帳」です。
逆質問して教えていただいた内容を忘れないためです。
「ふむふむ……」と聞きながら、その場でメモしましょう。
たまにそうした行為は違反にならないか心配する人がいるが、何の問題もありません。
現役生であれば、制服のポケットに入るくらいの小さめのモノが最適です。
それをすることで、アドバイスを聞き流さないだけでなく、結果として、面接官に与える印象もグッと上がります。
日頃から、メモをとるクセをつけておくと良いでしょう。

さて、今回は「自己アピールすべきは資格名よりも、努力の”過程”」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「プレゼンの主役はいつだって”相手”」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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