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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「一芸ではなく、「総合力」で勝負する」についてお伝えしていきたいと思います。
AO入試は一芸入試ではありません。
むしろ、その真逆だと言えるでしょう。
AO入試は受験生の「総合力」を判断します。
何か一つ飛び抜けた実績を持っているよりも、熱意や学部への適性、将来の明確なビジョンといった側面から満遍なく力を持っているほうが有利です。
では、「合格に必要な総合力とは何か」と問われると、その答えは極めて難しくなります。
それは各大学によって重視している能力は異なるからです。
しかし、確実に言えるのは、どの大学に進学するにしても、「基礎学力」は重要な指標の一つになるということです。
AO入試は学力試験だけでなく、出願者の個性や適性を多面的に評価する入試であると説明しましたが、誤解しないでほしいのは、AO入試は決して「学力を見ない」入試ではないということです。
だからこそ、高校3年間、コツコツ積み上げてきた内申点(評定平均値)は受験生の基礎学力を証明する格好の材料といえます。
その他にも、受験生の中には、全国模試の結果を任意提出資料として添付する人もいます。
仮にその結果が、「A判定」のような上位の成績であれば、一般入試でも合格できる学力水準を兼ね備えていることをアピールできるかもしれません。
「勉強だけが飛び抜けてデキる」というような受験生を採りたいというのがAO入試の本来の趣旨ではありませんが、「学力にはまったくもって自信がない」という人には不向きの入試といえます。
高校生の本分はやはり、「学業」です。
基礎学力がない者は大学で学ぶ資格がありません。
というよりも、入学してもついていくことができず、場合によっては中退することになります。
高校時代は勉強だけでなく、部活に生徒会、学外活動、恋愛……と色々な体験を積むことによって、自然と総合力は身についていくものです。
それを踏まえ、たった一つの武器を磨くことに集中するより、総合力を高めることに注力するとよいでしょう。

〇合格は99%の「努力」と1%の「運」。
「AO入試は博打」
ある受験生は進路指導の際、高校の先生からそういわれたそうです。
全国にはこれからの変化する入試に対応しようと、必死に勉強されている先生方がたくさんいらっしゃることは、よく知っています。
しかし、都心の進学校ならいざ知らず、地方の公立高校ともなると、情報不足からまだまだAO入試に対する的を射た進路指導は行き届いていないのが実情のようです。
AO入試は断じて博打などではありません。
博打というのは、100%運によって、勝敗が決まります。
運以外の何かが勝敗に関わったとしたら、それは「イカサマ」です。
よく「試験は水もの」といいますが、
AO入試ほど受験生をじっくりと見定める選抜試験は他にないでしょう。
大学によっては複数回にわたって個別面談を行い、またマークシート方式のようなコンピューターに頼った採点ではなく、現役の大学教授が3〜4名集まって、たった一人の受験生を審査します。
これだけの時間と人員を割くのですから、相応のコストがかかることはいうまでもありません。
ここまで丹念に受験生一人ひとりを見ている入試方式は他にあるでしょうか?
では、AO入試に運は一切必要ないのかといえば、試験である以上はそうとはいえません。
AO入試は「お見合い」であると前述しましたが、残念ながらいくら一方的に思いを押しつけても、お互いが合っていなければ報われないものは報われません。
しかし、それが占める割合はすこぶる小さいといえます。
AO入試では、1%の「運」と、99%の「努力」が必要です。
希望が叶わず、不適格と判断されたとしても、「コネがないと受からない」、「審査の基準が曖昧」だと言って恥をさらすことだけはやめましょう。
自分の実力不足を他人や運のせいにしないことが大切です。
「運」とは、九死に一生を得たような時に使うべき言葉です。
正しい努力をすれば、AO入試で「狙って」合格を勝ち取ることは可能であると断言します。

今回は「一芸ではなく、「総合力」で勝負する」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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どうぞ、ご期待ください。
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