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こんにちは!
AO推薦入試専門塾 KOSKOSスタッフです。
今回のテーマは「”想定内”と”想定外”の二種類の質問に対応する」」についてお伝えしていきたいと思います。
「伝え方」をマスターしても、伝えるべき中身がなければ話になりません。
大学面接の質問には「想定内」と「想定外」の二種類があります。
想定内の質問とは、あらかじめ面接官から聞かれることが予想できる質問のこと。
具体的には、「志望理由」「入学後の研究」「卒業後の希望」などです。
想定外の質問とは、「まさか、そんなことが聞かれるなんて!?」と意表を突かれる質問です。
例えば、研究とはまるで関係のない「面接官の趣味について」など。
その場合、大体、面接の後半で話題が振られることが多いのですが、合否にはほぼ関係ないと考えていいでしょう。
想定内の質問については、ある程度、回答をまとめておく必要があります。
KOSKOSの塾生は下の写真のように、質疑応答カードを作って内容を覚えています。

ただし、これは丸暗記して本番でセリフのように話すためのカードではありません。
面接官は着飾っていない「素」のあなたを見たいのです。
カードはキーワードレベルで覚えておきましょう。
時々、「私は緊張症なので、一語一句覚えておかないと心配で話せません」という人がいます。
本人は「万全の準備をして……」というのですが、これも準備不足以外の何ものでもありません。
本番では練習通りの質問がされるとは限りません。
質問される順番もバラバラでしょう。
似たような質問でも、少し表現を変えて問われたら、何と答えればいいのか、頭が真っ白になってしまうようでは太刀打ちできません。
臨機応変に対応できるようにしておくことが意味のある準備だといえるでしょう。

〇面接官の「質問の意図」を汲む。
面接官があなたに求めているのは、誰もがアッと驚くような斬新な意見でも、奇想天外なアイデアでもありません。
面接官はあなたに、質問に対して的確に答えてほしいだけなのです。
極端な話をすれば、答えはAであろうが、Bであろうが合否に影響はありません。
Aと答えたら合格で、Bと答えたら不合格といった評価はしていないのです。
あなたは「あなたらしい」回答を心がければそれでいいのです。
その結果、面接官に面白いと思ってもらえれば勝ちです。
面接官の質問に対して的確に答えるためには、その意図を汲むことです。
この質問では何を問われているのか?
事前に用意した回答でカバーしているのか?
だとしたら、どの引き出しから答えればいいのか?
これらを瞬時に判断しなければいけません。
代表的な例を二つ挙げましょう。
一つ目は、「経費支弁者はどなたですか?」という質問。
経費支弁者とは、平たく言えば、「学費を支払う人」のことです。
これは、純粋に滞りなく学費を払ってもらえるのを聞きたいということもありますが、
それだけでなく、受験生本人の学ぶ姿勢にも着目していると考えて良いでしょう。
自分が進学するわけなのですから、教科書代くらいはアルバイトでもして、自分でまかなうよう努めるのが、あるべき姿なのではないでしょうか。
二つ目は、「最後に質問はありますか?」という質問。
これには、「最後にもう一度、自己アピールしなくていいですか?」といったニュアンスが含まれています。
「質問ではありませんが、最後にもう一度だけ、熱意をお伝えしてもよろしいでしょうか?」と聞いてみるといいでしょう。
それで断られたというケースは、一度も耳にしたことがありません。
もし、質問の意図がわからなければ、「●●という解釈でよろしいでしょうか?」と聞き返して問題ありません。
見当違いの返答をするよりはるかにマシです。
面接官の質問の意図を汲めるようになったら、あなたもコミュニケーションの上級者です。

さて、今回は「”想定内”と”想定外”の二種類の質問に対応する」」についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
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次回は「自己アピールすべきは”資格名”よりも、努力の”過程”」」についてお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、ご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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