
独占対談 第7回
慶應SFC環境情報学部AO入試現役合格者 高橋レオさん
今回のインタビューは動画でもお楽しみいただけます。
是非ご視聴ください。
今回は、慶應SFC環境情報学部にAO入試で現役合格した高橋レオさんに、
SFCにおいて求められる人材と実績がなくてもAO入試に合格できる秘訣をお伺いしました。
Q:今回はSFCで求めれあれる人材についてお話しできたらと思います。まず最初にSFCのAO入試というのは、日本の大学にとてもインパクトを与えた入試改革だったと思います。
華々しいスポーツの成績であったり、著名人の血筋、そういうのを求める入試だと思われがちだと思うのですが、実際に受けてみられてどう感じますか?
結論から言うと、違うと思います。
私自身、大会で優勝したという経験があるわけでもありませんし、
肉親に著名人がいるわけでもありません。
Q:AO入試というものは、「それまで自分が生きてきた人生を評価するよりも、未来のビジョンを見てくれる入試方式」だと考えていますが、実際はどうでしょうか?
SFCで何を学び、学んだことを将来どのように活かすのか、
明確なビジョンを持っていることを評価してくれると思います。
Q:いわゆるTOEICや英検などの、実績そのものよりも未来が重要視されるということですね。
資格や実績そのものよりも「将来に対する明確なビジョン」を持っているかが重要だと思います。
一概に英検1級を持っているから受かるというわけではなく、
将来に関する考え方やビジョンがしっかりしていないと、
SFCの入試は突破できないので、将来のビジョンが大事です。
資格や実績に関しては、
何かやりたい資格に対して勉強して取得したとか、自分の興味関心がある分野の資格を取得するなど、
行動力を備えていることに対してはSFCは大きく評価してくれると思います。
Q:SFCに入学後、周りには一般選抜の方もたくさんいる中で、入試方式の違いによってどんな違いがあると感じられましたか?
AO入試では、私は学部に対してどういう先生がいるかということを個人的に調べていて、
例えばSFCならではのORFという研究発表会があるのですが、そちらに足を運んだりとか教授が何をやっているか、どういった考えをもって研究をしているか、そういうものを自分の中で知って大学を目指すということができていました。
そこで一般入試を突破してきた方との差異としては、入りたい研究会があったりとか、やりたい研究するためにこの教授から学びたいという気持ちの強さというのが人一倍あったと感じます。
Q:大学に入る目的が明確で、大学への入念な事前リサーチにより具体的で揺るぎない志望動機を持っているということですね。
次に、これまでお話を伺う中で、高橋さんはフットワークが軽いなと感じたのですが、高校生時代はどんな学校生活を送られてきたましたか?
「やらない後悔より、やる後悔」という考えがあり、
高校生活ももちろん大切にしていましたが、私は特に課外活動に力を入れていたと思います。
例えば、Facebookなどで興味のある講演会などがあれば実際に足を運んでみたりとか、
学校以外の時間をどのように有効的に活用するのかを大事にして、
「絶対に後悔しないように」という思いで学校生活を送っていました。
Q:具体的に何に興味があったのか教えていただけますか?
私は研究テーマとしても「機械音声の成長変化」というものを研究していたのですが、
研究したいと思ったときに、やはりIT業界の方のどういう最先端の技術が使われているのかなどを聞きに行ったりとか、
実際に手を動かすワークショップなどに参加していました。
Q:SFCは特に最先端技術に特化していますが、そういった意味でSFCを選んだのですか?
そうですね。
例えば、生物の研究なども興味があったのでそういうものにも参加したり、
あとは日本文学の研究会とかにも足を運んだりして、
様々な学術分野に触れてみて自分のピンときたものに没頭していったという感じでした。
Q:やはり興味のある分野に対してフットワークの良さと行動力を発揮できる人物が求められるのですね。
はい、そう思います。
お忙しい中、ありがとうございました。
もし、今回の記事を読んで質問や相談がある方は、ぜひKOSKOS公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSKOSではAO入試、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談を実施しています。
KOSKOSの認定講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問、相談大歓迎!
