
独占対談 第9回
SFC環境情報学部AO入試現役合格者 高橋レオさん
今回のインタビューは動画でもお楽しみいただけます。
是非ご視聴ください。
今回は、SFC環境情報学部にAO入試にて現役合格した高橋レオさんにAO入試で陥りやすい負のポイントについてお伺いしました。
Q:今回は、受験期に気を付けていたことや、受験生が陥りがちな失敗について教えていただければと思います。
一番大きいのは、「AO入試のためだけの活動してしまうこと」です。
大手の塾とかに通っている子が陥りやすいものに、「実績が欲し過ぎるがゆえにAO入試のためにいろんなことをしてしまう」というのがあります。
SFCのAO入試で評価される点としては、継続力があったりとか、自分のやりたいことをどれだけ長く続けてきたかというのが勝負になってくるので、
AO入試のためだけの実績というのは、陥りやすい点かなと思います。
Q:塾に行っている人こそ陥りやすいのですね。
周りの情報として「こう活動したほうが良いよ」と言われている子の方が陥りやすいので、そこは気を付けた方が良いと思います。
Q:2つ目をお願いします。
1つ目と関連すると思うのですが、「実績しか強みがない人」です。
例えば、インターハイに出場したとか、テレビに出ているような人が受けたとかもあると思うのですが、SFCの入試はそれだけでは受からないと私は思っています。
逆にすごい実績があるからこそ合格するという認識は改めた方が良くて、
それよりも大切なのはユニークな個性やSFCで本当にやりたいことを持っているかどうかが重要です。
Q:ユニークな個性とはどういうもののことでしょうか?
自分が活動している分野に対して抱いている熱意であったり、
その分野がすごく発展していたとしても、新しく自分なりの視点を養う。
というのが、ユニークさやアピールのポイントになると思います。
Q:続いて、3つ目をお願いします。
3つ目は、「客観的な評価が受けられていない人」です。
これは、実績がないといけないという意味ではなくて、
主観で「自分はこれができる」ということだけだと少し押しが弱いので、
例えば周りで自分の成長を見ていてくれていた人だったりそういった人たちから評価されることが大事になると思います。
Q:評価のされ方もいろいろあると思うのですが、周りの人に聞いた方が良いところも悪いところも言ってくれますよね。ちなみに、高橋さんは誰に聞いてまわりましたか?
私は身近で支えてくれたのが母だったので、母に「今の自分はどういう感じかな?」と定期的に聞くようにしていたのと、
SFCの入試では推薦状が2通必要なので、自分のことを知ってくれている人に対しては自分とはどういった人間なのかというヒアリングを定期的に行うようにしていました。
Q:ちなみに、どんな人物だといわれましたか?
母からは、「良い意味で周りを見ずに自分らしく動けている」と言われました。
Q:逆にネガティブなことは言われなかったですか?
ネガティブなこととしては、1つのことに没頭するとそれ以外のことがおろそかになってしまったりとか、スケジューリングにズレが出てうまく物事が進まなくなっていたので、そこは周りの人からの指摘や自分なりに意識することで改善していくことに努めていました。
Q:良いところがを聞けばそれがアピールポイントになるし、ネガティブなところを聞けばそれを改善することで自分を高められる。そのため、客観的な第三者の評価が必要だということですね。
では、最後にAO入試で陥りやすい負のポイント3つと対策をまとめていただけますか?
1つ目、AO入試のためだけに活動ない
対策→継続性のあるものをアピールする!
2つ目、実績だけでは合格しない
対策→熱意や独自の視点をアピールする!
3つ目、客観的な意見を受け入れられていないなら注意!
対策→周りの人に定期的なヒアリングを行う!
受験生のみなさんは、
この3つに当てはまっていないか確認し、軌道修正をして頑張っていきましょう!
お忙しい中、ありがとうございました。
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