
独占対談 第11回
慶應SFC環境情報学部AO入試現役合格者 高橋レオさん
今回のインタビューは動画でもお楽しみいただけます。
是非ご視聴ください。
今回は、慶應SFC環境情報学部にAO入試にて合格した高橋レオさんに面接対策について伺いしました。
Q:今日は面接についてお話をお聞きしたいと思います。
慶應SFCの面接というのは30分という長い時間をかけて面接を行っていくのですが、
受けたことがない人が多いので、面接はどのような形式でしていくのかを教えていただけますか?
SFCの面接は30分間で、教授3人に対して受験生1人とか、受験生1人に対しての質疑応答の形式になっています。
どの面接官に当たるかも当日までわからないので、もしかしたら自分の話してみたかった教授の場合もあるし、他の学部の教授の場合もあります。
教授に対応して話す力も必要になるので、臨機応変に対応するという点では少し緊張すると思います。
Q:高橋さんは当時緊張しましたか?
当時は、志望理由書に書かせていただいた教授が真ん中に座っていらしたので、
尊敬しているからこそ、とても緊張しました。
Q:実際にSFCの面接官の人たちはどのようなところを見ていたと思いますか?
個人的に面接を通して教授に伝えたいなと思った視点が3つあるのですが、
1つ目は課題に対してどう動くか、問題発見、問題解決ということを一貫して伝わるようにしました。
Q:問題発見 問題解決というのは、SFCはホームページにもそれが書いてあるとおり、すごく重要視していますよね。
一般入試に関してもこれは言えることなのですが、
問題発見 解決能力はSFCでは最重要ポイントとされているので、しっかり伝わるように意識しました。
Q:続いて、2つ目をお願いします。
2つ目は、実践知に対して検証していたという事実を伝えることを意識しました。
Q:ここもホームページに書いてあるように、重要視されていますね。
実践知というのは「実際にやってみて知れること」なのですが、
動いてみて自分が何を知れたか、行動するからこそ気づけた発見というのを伝えるようにしました。
Q:自らの経験から学んだ実践知を教授にしっかり伝えることが大切ですね。
では、3つ目をお願いします。
3つ目は、SFCでしかできないポイントとして、「分野を横断して学ぶ」ということがあるので、
「自分の研究が分野を横断して学ぶ必要があるのか」ということをアピールしました。
Q:分野を横断するというのは、具体的にどのようなことですか?
私の研究としては、機械音声の研究だったのですが、
その研究をするときに今までの技術面の情報工学から研究がなされていたのですが、人の心身交互作用との研究を共同ですることで生理学的な視点からも研究をすることによってより機械音声のあり方というのを研究していくというのをアピールすることで、生理学からと情報工学からの両面から勉強したいというのを伝えました。
Q:色々な分野を組み合わせて私のやりたいことが成り立つというのを伝えたのですね。
分野の領域を超えて研究が行われるSFCに適した人材であるとアピールすることが重要ですね。
ちなみにですが、当時された質問の中で印象的なものはありますか?
印象的なのは、やはりみんな志望理由書を最初に聞かれると思うのですが、
私は「高校生活何していた?」とか、「SFCにきてこの環境を見て自分だったらどう使う?」とか、
その場で考えさせられるような質問を多くされたので、
臨機応変にSFC生らしい回答をするという点では、いろいろ工夫して回答することが多く印象に残っています。
Q:想定内の質問も来るけれど、その場で考えさせられるような質問が飛んでくるということですね。
その時に頭が真っ白になって回答できなくなってしまわないように気を付けないとですね。
高橋さんはその時大丈夫でしたか?
やはりり、「自分のやりたいこと」と「自分らしさ」を大切にしたからこそ、
その場で考えさせる質問にも対応できたと思っています。
Q:どれだけ自分がSFCに合っているか、アドミッションポリシーに合った人間なんだということを事前に調べていくことが、その場での回答に違いが生まれるのではないかと思います。
最後に、SFCの面接で心がけること3つをまとめていただけますか?
1つ目、適切に問題を発見し、解決案を提案する
問題解決能力をアピール!
SFCでは最重要ポイント!
2つ目、実践知を重視した仮説検証をしていたことをアピールする
実践知を重視し検証をしていたこと伝える!
挑戦・行動したからこその気づきを伝える!
3つ目、自分の研究分野がSFCでしかできないことをアピールする
SFCでしか学べないことを示す!
学べる環境と自分がどのようにマッチするかを伝える!
以上3つを受験生の皆さんは心がけて面接の準備をするようにしてください。
それでは、ありがとうございました。
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